私は残念ながらギリシャ・トルコ鉄道の旅のテレビ番組は見逃してしまったのですが、本書を購入しました。
これまでに、関口知宏さんの鉄道の旅番組は、イギリス、ドイツ、スペインの旅を拝見しましたが、
番組も絵日記の書籍も面白かったので、本書も番組を観ていないながらも読んでみようと思ったのです。
まず、トルコ鉄道から出発し、鉄道でギリシアに入り、途中船を利用して島にまで足をのばす10日間を綴っています。
昔からギリシャの夢を見ていたという関口さん、かなりの憧れと思い入れを持って訪ねたギリシャでは、
思い描いた通りのものと意外なものとに触れていくなかで、それまでの旅でなぜか感じた懐かしさ、
旅で出会う不思議、そして自分の知らなかった自分の姿にまで考えを巡らせています。
古代、多くの哲人を輩出したギリシャの地で、食事や名所も楽しみつつ、いろいろなことを思索されている様子がよく伝わってきました。
本文は、小さな写真をたくさん載せた観光案内的な部分と、関口さん手書きの文章と絵から成っています。
今回は、海や空など、絵でも青が印象的に使われていて、とてもきれいでした。
美しい青いトンボ「リベルラ」を題材にした曲の歌詞(日本語・ギリシャ語)がついています。