内容紹介
なぜ桐野夏生は物語を「折り曲げる」のか。なぜ『細雪』は「ひきこもり文学」なの
か。なぜ中上健次の「父殺し」は不可能になったのか。なぜ女は「やおい」に欲情す
るのか。すべてを解く鍵は「関係の化学」にある。桐野夏生、谷崎潤一郎、中上健
次、よしながふみ、アン・リー、M・デュラス、鹿島田真希、金原ひとみ、小島アジ
コ、桜庭一樹、川上未映子・・・・・・「まんが・アニメ的リアリズム」でも「ゲーム的リ
アリズム」でもない、「小説的リアリズム」の享楽を探求する画期的な表現論
内容(「BOOK」データベースより)
「小説」は関係の化学である。「まんが・アニメ的リアリズム」「ゲーム的リアリズム」など表現スタイルごとに固有のリアリティがあるが、こと「関係性のリアリティ」においては、言語を直接の素材とする小説が圧倒する―。文学の可能性を示す画期的な表言論。