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間違いだらけのアンチエイジング (朝日新書)
 
 

間違いだらけのアンチエイジング (朝日新書) [新書]

鳥羽 研二
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

アンチエイジングの名の下に、巷には誤った美容法や健康法があふれています。老化についての正しい知識と、幸せに老いるための健康法を、老年医療の第一人者がズバリお教えします。だれにでも防げる老化=病的老化と防げない老化=生理的老化があり、防げる老化をきっちり防ぎ、防げない老いを受け容れる「ウィズエイジング」こそ、人生を輝かせる秘訣。あなたの「老化」についての常識が鮮やかに覆ります。

内容(「BOOK」データベースより)

しわ取り、しみ取りにも副作用がある?このサプリメントに根拠はあるのか?脳トレの後でかえって気力が減退?長続きしない老化防止法はむしろ有害?老いを拒否せず、その価値を認めることが健康の秘訣。

登録情報

  • 新書: 192ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2010/3/12)
  • ISBN-10: 4022733284
  • ISBN-13: 978-4022733283
  • 発売日: 2010/3/12
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ビブリオン トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
アンチエイジングが大流行。成長ホルモンや女性ホルモンの注射。コラーゲンの摂取。毒のポトックスを少量注射。などなど、老いを忌み嫌い若さを取り戻したい人びとがすごい意欲で、様々なアンチエイジング療法を試しています。大学病院の高齢診療科の医師である著者によると、ホルモン注射やポトックス療法には副作用があり、サプリも効果は確認されていません。老いを遅らせる確実な方法は、サプリや注射に頼るのではなく、「食べ過ぎないこと」と「運動すること」を持続すること。また加齢で起こる病気を予防する生活習慣の修整項目として挙げられている減塩、減量、運動、禁煙、節酒なども、半年は持続することが求められています。長生きをするには安易な抜け道はないようです。

そのような生活習慣を守り、ストレスも無く十分な睡眠を取る生活をしていても、受け入れるしかない生理的な衰えがあり、老いは誰にも確実にやってきます。その老年症候群を研究する著者によれば、老人でも75才以上の場合は、従来いわれてきた痩せではなく、小太りが健康であり、食事も好きなものは何でもよいので好きなだけ食べるほうがよいそうです。更に100才以上になると、長寿の原因が判らないことが未だ多いようです。アルツハイマー病の原因も新説が出されたのですが、その根本的治療は未だ発見されていないそうです。従来勧められてきた水を沢山飲むことも害があること、など従来と異なる最新知見が披露されています。老人研究はまだ途次のようです。しかし人間の生命をひたすら延長して長命化する技術が目的ではなく、各人が老いても人生を積極的に豊かに生き、自分なりの老いに添い、老いと共に生きる長寿の術が大事だと著者は訴えています。老いを迎える人に、生理と心理両面から、老いに積極的に向きあって生きる構えを築くきっかけを与えてくれます
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tsunco トップ500レビュアー
形式:新書|Amazonが確認した購入
認知症の専門家・鳥羽先生による指南本と言うより告発本である。
先生は東大医学部卒で、現在杏林大病院もの忘れセンター長をお勤めである。
本著で鳥羽先生は「ウィズ・エイジング」を高らかに提唱する。
老いと素直に向き合う生き方らしい。
先生に依れば老化現象をむやみに忌み嫌ったり落胆したりせず、かっといって目を背けもしない考え方という。

・アンチエイジング
  老化に棹差す事など出来ない。今では最早、胡散臭すぎる言葉である。ってことで、
・サクセスフルエイジング
  でも、経済的に成功する事だけが人生の目標でもなかろうってことで、今度は
・フルーツフルエイジング(堀内)
  なるほど、実り多い人生か。そして最近では
・プロダクティブエイジング
  という呼び方が主流になっているようだ。「生産的」か。なるほど。
しかし、私のお気に入りはやっぱり、
・スローエイジング(釜池)
  老化をわざわざ加速させている大方の生き方・生活習慣を止めましょうよと言う教祖の御宣託である。そのためには1日1食夕食のみ、糖質ゼロ、そして運動。伊藤(慶大医)によれば、「メタボエイジング」なんて事まで提唱する(笑)。

それにしても、やりたい放題のアンチエイジングビジネスである(92p)。
筆者は『スネークオイルセールスマン』(110p)と批判する。
我が国では丁度「がまの油売り」に相当する言葉であろうか。
本著ではコラーゲン、ボトックス、キレーション、などが次々に血祭りに上げられる。
「食事・運動の基本を守らずにサプリに走るのは本末転倒(99p)」とも言う。実に素晴らしい。
「野性に還れ」が釜池教祖のお言葉である。野生ではサプリなど無い。兎に角しっかり喰う事である。

筆者が肖りましょうと言うプロスキーヤー・三浦雄一郎氏の項も中々面白い(172p〜)。
タイトルの「間違いだらけの・・・」は徳大寺氏にゴメンである(笑)。
老化・寿命・若返りに関心のある皆様に、胡散臭いアンチエイジングビジネスに惑わされん為にも是非一読をお勧めする。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 石川五右衛門の辞世の句と伝えられる「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」。
 老いや死は、人を悩ませ人を苦しませる。しかし、だれもが老いと死の時を迎える。この当たり前の事実に対面したじろぐ人々に、「アンチエイジング」という名を引っ提げエセ科学とエセ商売人が忍び寄る。「ホルモン補充療法」「コラーゲン入り食品」「ボトックス」「サプリメント」「トクホ(特定保健用食品)」「脳トレ」....。
 本書は、著者の柔らかい筆遣いと論理で「アンチエイジング」商法に医学の知見からメスを入れる。
 既に十二分に長寿社会である日本に、今求められる「ウィズ・エイジング」の生き方、社会の在り様、意識の持ち方を考える上で示唆に富む一冊です。
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