内容紹介
多くの大人は、現在のいじめ問題の実態を知らない。「いつの時代もいじめはあった」「いじめられるほうも問題」といった他人事の感想ではすまされないほど深刻である。本書の事例を読めば、誰もが悲しみを通り越して怒りを覚える。
子をもつ親なら、わが子がいじめられているのではないか、あるいはいじめているのではないかと心配にもなる。しかし、事例でもわかるように、多くの子どもは親には相談しない。ならば、先生を頼るしかない。でも、いじめがここまで悪化したら、教職員だけの力だけではどうしようもない。では、どうするか。
長年この問題に取り組んできた著者は、学校全体、親、地域社会を含めた解決策(いじめ防止プログラム)が必要だという。また、加害者と被害者に対応するだけではなく、「傍観者」を変えなければならないと主張する。
欧米、日本での取材を通して導き出された著者の結論は、教育関係者だけでなく、親にも説得力をもつ。
内容(「BOOK」データベースより)
自ら命を絶つ子どもたちが後を絶たない。クラス全員が1人の生徒を長い間執拗にいじめ、自殺に追い込むケースが増えている。被害者が自殺をするたびに、学校側が事実を隠べい、マスコミが騒ぐことの繰り返し。国の将来を担う子どもたちをこれ以上「いじめ」で死なせてはならない。では、どうするか。いじめがここまで悪化したら、もはや教職員だけの力ではどうにもならない。学校全体、親、地域社会を含めた解決策(いじめ防止プログラム)が必要である。本書は、加害者と被害者に対応するだけではなく、「傍観者」を変えなければならないと主張する。米国のいじめ対策などの事例をもとに、生徒や教職員が具体的に取り組むべき方法論を紹介する。