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29 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「負け組」が不幸だなんて誰が言った!,
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レビュー対象商品: 間宮兄弟 (単行本)
「だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでいるじゃん。」ルックスは冴えず、30過ぎても結婚できず、女には振られ続け、仕事もバリバリこなしているというのでもない。世間的に見たら負け組。 でも「間宮兄弟」は、誠実にきちんと、しかし楽しく暮らしています。 野球のスコアをつけ、ジグソーパズルに興じ、浴衣を着て花火を楽しみ、カレーパーティーを開催して人をもてなす。冬至にはゆず湯に入り、母親の誕生日はみんなで祝う。 華やかさはまったくありませんが、日々の生活をきちんと生きている兄弟と、セレブや勝ち組を目指して退屈な努力を繰り返している人たちと、本当はどっちが幸せなのでしょうか。 ちゃんと生きること、それが難しくなっている現代。そんな中で、いつも暖かな気持ちで暮らしている兄弟は僕たちの心をほっと和ませてくれる存在です。 こんな幸せのかたちもありかな、と思わせてくれる作品です。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ぜひ女性に読んでほしい。,
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レビュー対象商品: 間宮兄弟 (単行本)
[江國さん、どうして僕の気持ちがわかるの?]と聞きたくなる程、主人公に共感した。男ってのは変なこだわりがあったり、妙に真っ直ぐだったりする。でも女性には純粋を求める。 正直、主人公の兄弟は女性から[キモい!]と言われる分類かもしれないけど、悪い人ではないんです。それをわかってくれるなら嬉しい。 女性の方は聖母マリア様になったつもりで、不器用な兄弟の生き様を読んでみてください。
22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
それはとても残酷な,
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レビュー対象商品: 間宮兄弟 (単行本)
この本には「ゆったり」とか「ほのぼの」って言葉が似合うのかもしれませんが、自分は「残酷」って印象を持ちました。モテないって自覚は人生の中でも、 すごく大きなテーマになると思うんです。 下手すると人生が曲がるくらい。 そんななかでこの兄弟は、 このテーマとの付き合い方を自分の中に持っていて、 その上で女性を好きになり、実際に行動を起こす。 これは恐るべきほど正常で人間味のある部分だと思います。 確かに、兄弟の価値観や行動には 愛すべきほのぼのした部分がたくさんあるけど、 その根底には自分の納得のいく恋愛がしたいという 強くて普通の意志がある。 でも、兄弟の普通の部分は この小説に出てくる女性達には全く届かない。 自分の意図することが全く伝わらないこと自体 とても悲しいことな上に、 女性達が兄弟の普通の部分をあまりに軽やかに無視していくのが、 とても残酷で、少し恐いです。
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