一冊目「間取りの手帖」にはインパクトが大きい間取りが盛りだくさん、の感があったが、本作品は件数も半減、また筆者の考え出した「相談事」が面白くない。「間取りの手帖」の一言コメントも微妙だったので、この筆者はあまり面白くしようと手を加えないほうがいい。ちょっと笑いのセンスがずれているのか古いかなのだと思う。間取りの異常さも一冊目には及ばない物件ばかりで、正直タマは出尽くした感がある。
一冊目と二冊目の出版の間隔が短いということは、一冊目が好評だったためにその評判が続いているうちに第二弾をということではないだろうか。物件のつまらなさに、一冊目で没になったものを持ち出してきた感は否めない。やはり「意図せずに出来てしまったおかしなもの」の収集というのは、地道に時間をかけてするものだと思う。値段が半額程度であれば★★だったのだが、この内容でこの値段は痛すぎる。
ちなみに、未読の方にアドバイスするとしたら、この本は「普通ではない」物件を面白がる本なので、くれぐれも自分が間取りを選ぶ際の参考にしようなどと思わないでほしい。