建築家のプランに奥さんが寝込んでしまうほど悩んだケースなど
最近の実例も、工事費内訳まで明記されていて
具体的でとても面白かったのですが、この本の目玉は
「戦後小住宅の総決算<日本名作小住宅間取りベスト10>」にあります。
巨匠と呼ばれた建築家達が作った小さな家は、建築の門外漢である私にも
住まうということ、家という空間の根幹を感じさせるものでした。
1960年代に建坪4坪で建てられたコンクリ6階分の住宅や
「建てるのは15坪まで」という規制があった時代の住宅、
一室空間の元祖など、狭小住宅というものが
別に今の流行りなどではないということを教えてくれます。
小さな家の「原理・原則」を理解するのにおすすめの本です。