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間主観的感性―現代精神分析の最先端
 
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間主観的感性―現代精神分析の最先端 [単行本]

丸田 俊彦
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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間主観的感性―現代精神分析の最先端 + 間主観性の軌跡―治療プロセス理論と症例のアーティキュレーション
合計価格: ¥ 5,880

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書では、コフートkohut,H.の自己対象の概念や、自己心理学の論客の一人ストロロウStolorow,R.D.の言う『間主観性』(インターサブジェクティビティ)について述べる。本書は、間主観性をめぐりこの10年間に書きためてきた論文と、今回新しく書き下した章の統合である。

内容(「MARC」データベースより)

間主観的感性をめぐる論文を収録。また、間主観的に治療を進めることはどういうことかを記述する。エディプス理論とその意義、甘えの構造の表と裏、心的外傷と心的現実、知的洞察vs.情緒的絆などについて論じる。

登録情報

  • 単行本: 138ページ
  • 出版社: 岩崎学術出版社 (2002/11)
  • ISBN-10: 4753302091
  • ISBN-13: 978-4753302093
  • 発売日: 2002/11
  • 商品の寸法: 21.2 x 15 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By カスタマー
形式:単行本
丸田氏は米国での臨床活動を続けつつ、米国分析界の最先端を日本に紹介し続けているが、彼のこの10年ほどの著作を集めた論文集である。本書を通読することで、不自然でいびつな臨床状況をもたらしていた自我心理学の問題点、そしてその後コフート、ストロロウらによる新しい理論の提唱によって、ある意味で常識的な精神療法に変化していく過程などがよく理解できる。文章は簡潔で論旨は明快であり、また学術書でありながら随所にジョークも散りばめられていて、巻末まで楽しみながらページを繰ることができる。米国精神分析の理解に最適の一冊。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By どぜう トップ1000レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
本書はわかりやすい上に、どんな立場に立ってセラピーを行うにしても、治療者にとって間主観的な感性の大切さが痛感できる著作であると思います。

Kohutの自己心理学〜Stolorowらの提唱する間主観性理論の流れと、それと並行するSternの乳幼児精神医学の貢献をベースに、章毎ににテーマを変えながら、「間主観的感性」の理論的なお話だけでなく、その適用範囲の広さを紹介した内容です。

古典的な精神分析では、治療的に成功すると患者の中に「性格構造の変化」が起こると言われますが、それを聞いてもいまひとつ腑に落ちなかったものが、間主観的アプローチは葛藤の根底にOrganizing principleなるものを想定しているとのことで、その変化が治療に結びつくと言われると、なるほどと肯けました。

本書では、Sternが間主観的な関わり合いの研究目的にモハメド・アリのボクシングのビデオを研究したという逸話が紹介されており、また間主観的な見方に立った日本の大学紛争の解釈の一例も取り上げられており、単にセラピー内でのやり取りに限らず、家族とのコミュニケーション、さらにはプロ棋士による将棋対局における駆け引きなど自分なりにいろいろ応用してみるとさらに面白く感じられました。

ただ間主観的なアプローチというのは言うは易く行うは難しで、著者自身「ゴルフというのはパーでボールをホールに入れるだけのこと」と言うのと同じという例を挙げていますが、本書の中で症例提示者となっている森さんが言われているように、その感性をどのように養い、身につけていくかというのが大きな課題になると思います。
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