92年に発売されたOVA「間の楔」と94年に発売された「間の楔 完結編」の
2本を合わせた物に映像特典を加え、完結編の台本のレプリカを封入したものです。
原作は小説JUNEに86年12月号〜87年10月号まで連載されて人気を博した
吉原理恵子・作、道原かつみ・挿絵によるSF激愛ロマン。
巨大コンピューターに支配される機械都市タナグラを舞台に、ケレスと呼ばれるスラムで
生まれ育った主人公リキが、タナグラのブロンディと呼ばれるエリートの人工体
イアソンと出逢った事から物語は始まります。
イアソンとリキ、相容れない2人が主人とペットという歪んだ形で結びつき
後戻りのできない運命を歩んでいきます。
とにかくストーリーの秀逸さもさることながら、作画の美しさに魅了されます。
前編は原作とは少し違った展開ですが、完結編の脚本は原作者の吉原理恵子さんなので
原作に近い形で話が進んでいきます。
単なるBL・JUNE系アニメの域から逸脱したそのクオリティは、
これ以上のBL・JUNE系OVAはありえないとさえ思わせます。
映像特典は「キャラクター設定集」「美術設定集」「恩田尚之 画廊」「道原かつみ 画廊」
「グッズセレクション」「名場面絵コンテ(リキ救出)(ラスト・スモーキング)」です。
日本語の他にイタリア語吹き替えもあります。
完結編の台本は塩沢兼人さんの原本を元にして作られており、
塩沢さんのボールペンによる書き込み、折り目等も忠実に再現してあり、
台本裏には塩沢さんのサインが印刷されています。