開発設計においてTRIZがどのように使えるかを書いた本
TRIZなどのツールを教育している著者が書くTRIZの本
前半でもある第一部としてTRIZとはと題してTRIZ自体を説明しています
とてもこなれたわかりやすい文書になっているのは,TRIZの
説明を何度もやってきた著者の蓄積がなせる技ではないかと思います.
後半の第2部では,色々な開発の局面においてTRIZがどのように
活用できるのかを解説しています.とても具体的な例が
記載されていてわかりやすいです.
が,残念ながらTRIZ自体の説明の本というよりもTRIZを
これから勉強する人のTRIZを勉強するためのモチベーションを
持つための本のように見受けられます.具体的には
TRIZは発明を体系化して一般解において適用しようと
するものなのですが,発明原理と技術的特性がかなり
簡略されて記載されており,実際の適用はこの本では
難しいと考えます.
ただ,矛盾マトリックスとその説明はついていますので
考えかた自体はこの本でも充分理解できるのではないかと思います.