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定松さんは長く国際協力にかかわり、シャプラニールのメンバーとしてバングラデシュやネパールで活躍されていました。こうした本には、どちらかというと、現実の難しさや汚さをオブラートに包み、イメージを先行した作りにすることが多いのですが、この本は著者の成功も失敗も包み隠さず、正直に悩むシーンが描かれています。
NGO、国際協力、そうしたことに興味を持つ方にはぜひお勧めします。
ネパールにおけるNGO活動を通じて、参加型開発を追求したプロセスと、その
悩み、難しさ、成功した面などが、克明に綴られています。
読む前は、参加型開発の成功の記録だと思っていたのですが、読み進むに従って、
定松さんが副題の通り「NGOの存在意義を現場から問い直す」に至るまでが
真摯な自省も交えながら明らかになります。
また、ネパールにおいて奴隷のような扱いを受けていた土地なし農民カマイヤ
についても初めてきちんと知ることが出来ました。
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