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■「歴史の終焉」の後の世界が、コジェーヴ的な世界になるのか(アガンベンは否定的)。またビシャが言うように、人間には「2匹の動物」が棲んでいるのを検討しつつ、アガンベンはユクスキュルをトランジットしながらハイデガーへと向かう。
■人間には倦怠があるが(現存在だから)、動物には倦怠はない。「ただ生きている」だけだからだ(剥き出しの生)。そして、生の宙づりとしての「開かれ」が、人間を動物から隔てているとする。この点をアガンベンはハイデガーの読解から導く。
■「人間の終わり」が来てしまったとすれば、どのような可能態がありえるのかを探求。広大なテーマだが、ハイデガーを核にしたことで思考ルートのひとつができあがりつつあるのではないか? 小著ではあるがきわめて濃密。
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