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閃光
 
 

閃光 [単行本]

永瀬 隼介
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「三億円事件」の核心に迫る渾身のハード・ミステリー!

迷宮入りした「三億円事件」と現代に起こった殺人事件を結ぶ一筋の光。被害者、犯人、刑事たちが、34年の時を経て織りなす光と影の鮮烈な像とは――。豪腕作家による渾身のハード・ミステリー!

内容(「BOOK」データベースより)

玉川上水でラーメン屋の店主・葛木が扼殺体で発見された。捜査陣に名乗りを上げたのは、定年まであと2カ月を残すのみとなった警視庁捜査一課の滝口政利。そして相棒に選ばれたのは、所轄署で身を持てあましている巡査部長・片桐慎次郎だった。滝口は、このありふれた殺人事件に迷宮入りした34年前の“大事件”との接点を見いだし、独自の捜査を始める。一方、34年前の事件当時の葛木の仲間で、その後、実業家として成功した吉岡、ヤクザとなった金子、横浜でクラブ経営をする恭子らが密かに再会していたのだが…。34年前の大事件はなにゆえ未解決に終わったのか?全国民が注視するなか警察組織はいかなる論理で動いていたのか?そして大事件の“真実”とは。

登録情報

  • 単行本: 415ページ
  • 出版社: 角川書店 (2003/05)
  • ISBN-10: 4048734679
  • ISBN-13: 978-4048734677
  • 発売日: 2003/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 709,855位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
昭和43年12月10日。雨の降りしきる府中刑務所前の路上で発生した三億円事件。未解決のまま40数年経過した今も多くの人の記憶に残り、脳裏に焼きついている事件である。
本書「閃光」はその三億円事件の闇の真相に迫った力作である。東京小金井での男の他殺事件から端を発した捜査がかの三億円事件につながっていく過程を現在と過去とを巧みに交差させながら見事な描写力と筆致で600ページを超える分厚い文庫本だがページをめくる手も休むこと無く、一気に読ませてしまう。
作者 永瀬隼介は元週刊誌記者、事件系ノンフィクションライターの経歴に裏打ちされた実力をいかんなく発揮し、その描写は文字でありながらも迫真性があり凄みを感じる。事件の真相は闇の中であるが本書に書かれた顛末が事実なのではないかと思わせるほど本書には説得力がある。
これだけの文章力、構成力を兼ね備えた実力派、永瀬隼介はもっと注目、評価されていい作家である。
これからも永瀬隼介の作品を読破したい。また、今後の活躍にも目をそらさずにいこうと思う。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bouya
形式:文庫
分厚い本で知らない作家でしたので、
皆さんのレビューがなければ購入していなかったと思います。
3億円事件の概要が作者の取材と想像でおもしろく描かれており、
3億円事件の真相が知れたと錯誤するくらいリアリティがありました。
これだけでも充分おもしろいのですが、
3億円事件に関連したとされる人物達の殺人事件が発生し、
その謎解きの小説としても楽しめます。
登場人物一人ひとりの描き方も素晴らしく、
おススメしたい作品です。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By asano19
形式:単行本
 その当時、世間の驚愕と羨望の眼差しを浴び、人々の脳裏と犯罪史に刻みこまれた昭和最大のミステリー3億円強奪事件。時は流れ、すでに時効を迎えており現代人には過去の産物でしかない。しかし、34年という歳月が流れた現在、警察組織の威信のために閉じられたそのパンドラの箱に手をかける事件が起きる。定年を間近に控えた老刑事の耳に、空気のごとく流れる死体発見の一報。そこには記憶の扉をこじ開け、風前のロウソクを燃え上がらせるような聞き覚えのある名前が‥‥。パンドラの箱を巡る老刑事と警察組織、そして3億円事件の犯人たち。過去を清算しょうと単独捜査に出る老刑事を嘲笑うように3億円事件の犯人たちが殺されていく。犯人は、再びパンドラの箱を閉めようとする警察組織なのか、あるいは3億円事件の共犯者たちなのか?

物凄く面白く、たいへん興味深い内容であった。書評子が個人的に興味ある事件であったからだろう。また、ノンフィクションだからといってこの事件に独自なへたなオチを創らなかった著者には拍手を送りたい。この昭和最大のミステリとうたわれた事件を前にして、尻尾を巻く推理小説ファンもいないだろうが、とにかく読んでほしい秀作である。

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切なさがこみ上げてきた
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投稿日: 22か月前 投稿者: bajitofu
拾い物のような輝き。
これはスゴイかも。柱になる登場人物も、サイドで流れるストーリーも、丁寧で骨太。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/8 投稿者: pampino
ただの事件小説ではない力作
ほぼ現実の三億円事件を踏襲しつつ、多彩な登場人物を巧みに絡めていく構成にはまさに脱帽!... 続きを読む
投稿日: 2008/6/20 投稿者: SOH
どんどん面白くなる
3億円事件を題材に、登場人物達の過去と現在をとてもよく書いていて面白かったです。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/5 投稿者: ほの
3億モノの秀作
所謂「3億円事件」モノの中でも

なかなか説得力のある秀作。

人物造型にやや難はあるが展開が小気味よく... 続きを読む
投稿日: 2006/10/26 投稿者: マコガレイ
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