内容紹介
2010年、公立美術館として初めての回顧展となる「平明・静謐・孤高-長谷川りん二郎(はせがわりんじろう)展」は、「無名」の画家に再評価の機運が高まる契機にもなりました。猫の絵といえば、りん二郎さんの「猫」を思い浮かべる人も少なくないでしょう。歳月をかけ、納得いくまで観察しないと描かない寡作、孤高ともいえる制作姿勢は、一部の識者に高い評価を受けながらも、その画業の全貌はいまだ明確にされておりません。本書は、長谷川りん二郎のポストカードです。全30葉の絵柄は、珍しい絵も含まれています。
著者について
長谷川りん二郎 1904(明治37)年、北海道・函館に生まれる。兄は小説『丹下左膳』シリーズの作者としても知られる林不忘として活躍。二十歳で上京。探偵小説誌に地味井平造のペンネームで幻想小説を発表。1931年、二十七歳でパリに留学するが翌年に帰国。その後、個展を中心に発表。1988年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)