ちょっとタイトルに惹かれて買ってしまいました。
前にも別の一冊読みましたが、今回はそこそこ面白かった。今後の展望についてです。
1.新興国の需要、先進国の赤字、苦しむ住宅ローン債務者がインフレを誘発させる。(コモディティの上昇)
2.日本は技術で乗り越えろ。(食料工場、淡水化技術)
3.銀行は淘汰の時代がくる。
4.ITは薄利多売。
でしょうか。
1.2.は有名な投資家や経済アナリストなら言われてることですね。誰も依存なし。
3.はさわかみさんらしいような気がします。個人的にはそこまで悲観的じゃないです。
『お金は銀行から始まる』これは、将来も変わらないでしょう。
また銀行のマルチビジネスを懸念しているようですが、これは個人的には、そんなに悲観的じゃない。『初心者は銀行を信用して銀行の薦めるファンドを買う。』この流れが変わらない。銀行が値下げなど敏感に対応していくと思います。
『餅は餅屋!証券会社がもっと販売・運用したいのに!』という気持ちが多少入ってる気がします。
4.は確かに納得です。ITは鉄と同じ位置づけ。『景気循環銘柄』になってしまってますね。昔のようなボロ儲けの銘柄は出ないと思います。
澤上さんもいろいろ勉強なさってるんだなぁと痛感しました。
30〜40年スパンの資料も多少載せてくれているのはありがたかった。
投資の長期的なビジョンは無駄な狼狽売りを避ける上でもとても大事です。
ちなみにやっぱり不況下だと、こういう本は書きやすいですね。
でも正直、こんな状況下だと3〜4年後にはどんなファンドでも良い結果が出せるもんです。ずるいな〜とか思ったり。でも澤上さん以外の方が書いてもあまり読まれないんでしょうね。書くべき人が書いてるという気もします。