日本の平成不況の考察に加え,戦後日本とアジアの経済成長についても,それを長期波動の一局面と見るべきとの新たな視点を提示。恐慌や金融危機が景気循環過程で演じる役割などを論じている。最終部では20世紀の社会主義と資本主義,大国の興亡,東アジアの21世紀像といった大局的なテーマについて独自の考察を提示。経済学の領域にとどまらず,歴史書としても楽しめる本だ。 (ブックレビュー社)
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