採れたものを感謝していただく、また、自分の体の声を聞く、という食事の基本に立ち返らせてくれるのが、幕内さんの本です。
採れたもの――ただし、アクが強すぎるなど、毒になる食材もあるから、そこは先人たちが体を張って得た知恵を受け継いでいく・・・。
本文より
「各地を回っていたとき、わたしが感じたのは、どのお年よりも、とりたてて自分たちが長寿食を食べているなどと、考えていないということです。
当然といえば当然ですが、お年寄りたちは何を食べるかというより、何が採れるかということで自分たちの食生活を形作っていたわけなのです。その季節、季節で採れるものを食べていただけなのです。
ことさら玄米だけ食べればいいとか、野菜だけ食べればいいというような、偏った考え方は不自然です。お年寄りたちの、自然な姿勢を大事にしたいと思います。」
現代日本の皆さんに聞いて欲しい言葉です。