登録情報
|
それはピッピが常識という枠にとらわれない自分というものをしっかりと持っているからではないでしょうか。だから自分が意味のあると思えない学校には行かないし、警官にも逆らうし、泥棒にはお金すらあげてしまいます。海で大人に囲まれて育ったピッピにとっては、普通の人が考える常識は通用しません。両親も世話をしてくれる人もいない、今彼女が生きている世界で信じられるのは自分だけだからです。
また子どもが一度はしてみたいと思っても、なかなか実行できないような事をピッピは簡単に実行してしまいます。子どもは自分が出来ない事をピッピがやってくれるので、それだけで爽快な気分になれるはずです。何かに悩んでいる時でも、悩みに対する勇気をわかせるような力をピッピは持っていると思います。ピッピは「生きる力」そのものです。
しかし物語の中盤でピッピが人の生死を語る場面が登場します。死に対してピッピは「陽気に」しゃべり、最終的にはそれを冗談であったかのように簡単に嘘だと述べています。私はこの場面だけはその意味を考えてしまいます。人の生死を児童文学において簡単に、冗談めかして扱っていいのでしょうか。ピッピだからといって許される問題ではないはずです。
|
この商品のクチコミ一覧
関連トピック一覧のアクティブなトピック
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|