内容(「BOOK」データベースより)
井上靖原作の「天平の甍」の舞台は、二〇〇二年五月に国立劇場で上演した。それは日中国交正常化三〇周年、鑑真和上渡日一二五〇年を記念してのもの。公演は好評を得て、「鑑真和上を里帰りさせよう」との話が起こり、尿窒両国の関係諸機関、友好を願う多くの人々の協力はもちろんのこと、さまざまな難関をのり越えて実現した。本書では、前進座の三次にわたる中国訪問公演の軌跡とそこで派生した事件などをおりこんで綴られる。とくに二次訪中公演の一九六六年はプロレタリア文化大革命の激動期と重なり、前進座は中国の覇権主義に少なからぬ影響を受けた。今回の公演はそれから三七年ぶりであった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
十島 英明
1934年熊本県生まれ。本名十嶋英明。1957年劇団前進座文芸演出部に入座。日本演出者協会会員。2003年現在フリー、前進座座友(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)