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鏡花短篇集 (岩波文庫)
 
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鏡花短篇集 (岩波文庫) [文庫]

泉 鏡花 , 川村 二郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

現実界を超え、非在と実在が交錯しあう幻視の空間を現出させる鏡花の文学。その文章にひそむ魔力は、短篇においてこそ、凝集したきらめきを放ってあざやかに顕現する。そうした作品群から、定評ある『竜潭譚』『国貞えがく』をはじめ、絶品というべき『二、三羽―十二、三羽』など9篇を選び収める。

登録情報

  • 文庫: 267ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1987/9/16)
  • ISBN-10: 4003102762
  • ISBN-13: 978-4003102763
  • 発売日: 1987/9/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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鏡花の文章 2004/11/30
形式:文庫
赤ちゃんのすずめに餌を与える親の描写。「チイチイと、ありッたけ嘴(くちばし)を赤く開けて、クリスマスに貰ったマントのように小羽を動かし、胸毛をふよふよと揺(ゆる)がせて、こう仰向(あおむ)いて強請(ねだ)ると、あいよ、と言った顔色(かおつき)で、チチッ、チチッと幾度(いくたび)も、お飯粒(まんまつぶ)を嘴から含めて遣(や)る」(92ページ)。この文章が、不思議な「すずめのお宿」に、いつのまにか読者を、いざなってくれます。「ふよふよ」のかわいらしさ。若い女性の方に。
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By
形式:文庫
「竜潭譚」をはじめて読んだときの、脳内イメージは未だにはっきり憶えています。
内容としてはよく理解できていなかったのですが、坂道の両側に、ぶわっ と、
咲き乱れるツツジのイメージが、視て来たかのようにありありと。。。
「薬草取」のラストもまた然り。

「二、三羽―十二、三羽」「雛がたり」はなんだかエッセーのような語り口で、でもやっぱり不思議な終わり方。

やっぱり細かい内容は解らないことが多いのだけど、うたた寝のときに視る夢のような、とろりとした味がします。

鏡花初心者に、ぜひお勧めします!

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
神秘的表現が定評の鏡花の傑作ぞろいの
短篇集。
長編はちょっとと思っている方、
ご安心ください。
この作品は適度にまとまっていて
読みやすくなっていますから。

お勧めは雀の話の「二、三羽…」や
河童の出てくる「貝の中…」です。
神秘的な雰囲気も堪能できて
不思議な感じを味わえるはずです。

古めかしい文章が
少々出てきますが
たいていの作品は
中学校程度の古典ができれば大丈夫でしょう。
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