鏡の国の先代女王に見出だされ、魔獣に封印されていた「鏡の精」エンブリオを見事解き放って「鏡の守護者」と認められたティファニー。
鏡の国に残った事で難アリ王太子シリンと結婚の運びとなりました。
二人の結婚は「鏡の守護者を王族へ迎えるため」の義務。でもティファニーは、シリンに惹かれている気持ちに気付き、この結婚は自分の意思で選んだ自覚もある。一方シリンの方は相変わらずの突き放した態度で…?。
そんなギクシャクした二人が、シリンにも馴染み深い地ギアランへ新婚旅行。
そこにはシリンの元恋人で今は巫女となっているロゼライン姫が待っていた。
鏡の国の二巻目は、新たなキャラ登場。魔に魅入られるシリンを救うため、巫女となる事を選んだ恋人として申し分なかった初恋の姫と、シリンの弟エディス王子です。彼は噂以上の好人物でした。これはかなりヤバい(喜)。他にもティファニー付きの侍女ニカもいいキャラです。
慌ただしい結婚式から、まったく甘くならない新婚生活、というか二人のやりとり。極め付きは新婚旅行なのに薄情な行動をしたシリン。
けれどそんな彼がティファニーに危機が迫った時どうしたか?。
こういう積み重ねが好きなんですよね…。その後の「ボートでデート」での二人も。行きつ戻りつの二人の様子を、一介のラブ好き読者として楽しんでます。
天珠の瞳を持ちながら、今ひとつ鏡の守護者たる、がわからないティファニーの成長と斜に構えたシリンの内面がチラリと見えてくる巻です。