本書は主に化学'Uの分野を重点的に取り扱っています。
計算問題解法編といっても、その分野に必要な知識は網羅されています。(詳しいかどうかは分かりませんが)
特に素晴らしいのが、固体と気体の溶解度、希薄溶液の性質のところです。
多くの受験生が苦手とする分野ですが、本質を理解でき、応用力が凄まじいです。浸透圧の問題として京大の問題が掲載されており、難易度は高いですが、それまでの内容をきちんと理解出来ていれば、初めて浸透圧の問題を解く人でも完答出来ると思います。
本書を繰り返し終えた後は、「照井俊の化学理論化学計算の解き方がよく分かる本」をオススメします。
ここまでやれば、重要問題集レベルの理論の問題は余裕になります。
本書の姉妹版である、無機編と有機編も完璧にして頂くと、化学'T'Uの新演習に直接繋げられます。
理論化学攻略のコツは、それぞれの分野を理解した後、それぞれの分野には基本的な一つの解法(解き方の手順、定石)が存在するので、それを使ってひたすら練習することです。
つまり、インプット→アウトプットの流れで受験化学は攻略出来ます。