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鎌倉のおばさん (新潮文庫)
 
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鎌倉のおばさん (新潮文庫) [文庫]

村松 友視
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第25回(1997年) 泉鏡花文学賞受賞

内容(「BOOK」データベースより)

その女が、「私」の祖父・村松梢風と暮す鎌倉の家には、独特の空気があった。放蕩三昧の梢風を「文士」に仕立てあげながら、その女は年齢や経歴を様々に偽り、虚構の人生を縦横に紡ぎだしていたのだから。その姿はいつしか、実母は死んだと言い聞かされ、梢風の正妻である祖母と二人きりで育った「私」自身の複雑な生い立ちと、どこかで微妙に交錯し始めた…。泉鏡花文学賞受賞。

登録情報

  • 文庫: 311ページ
  • 出版社: 新潮社 (2000/07)
  • ISBN-10: 410101115X
  • ISBN-13: 978-4101011158
  • 発売日: 2000/07
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 342,576位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
泉鏡花賞受賞作だが、私小説、ないしモデル小説で、作者の祖父でかつ養父でもある村松梢風の妾であり、作者を育てた女性が高齢で鎌倉で一人死んだのを機に、作者の父が若くして死去し、梢風の養子として育てられた作者自身の過去を綴ってゆく。平成時代の名作として挙げたこともあったが、あまり読まれていないようでさびしく思う。しみじみと、人の持っている時間というもの、過去と現在とが交錯する、実にいい小説である。
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