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鍵穴ラビリンス (講談社ノベルス)
 
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鍵穴ラビリンス (講談社ノベルス) [新書]

江坂 遊
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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キャンペーンおよび追加情報

  • 【 講談社ストアはこちら 】 -累計750万部を突破した大人気コミック『宇宙兄弟』や、『のだめカンタービレ』や『ホタルノヒカリ』といった名作を次々と生み出した雑誌『Kiss』の20周年特集など今注目のタイトルや特集は講談社ストアへ。

  • 著者ページ: 著者の作品一覧や、著者写真・略歴など、著者に関する情報を満載した「著者ページ」。著者の方は、「著者セントラル」へ。



商品の説明

内容紹介

ショートショート結晶物語! 高井信に「空前絶後、前代未聞、唯一無二のショートショート作家」と言わしめた、星真一の最後の弟子、江坂遊の新作が登場!

内容(「BOOK」データベースより)

ご存知ですか?物語は圧縮すると結晶になるのです。ここに収められたのは56の短い物語。一つ一つは小さく、だけど、それぞれがキラキラ輝いています。ほら、鍵穴からそっとのぞくと、そこには目もくらむラビリンスが!伝説のショートショート作家・星新一氏の遺志を継ぐ、稀代の異才・江坂遊の新作ノベルスついに登場。

登録情報

  • 新書: 352ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/10/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061826174
  • ISBN-13: 978-4061826175
  • 発売日: 2008/10/7
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 339,436位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
NHKで星新一さんのストーリーをCGアニメで表現する番組を見た。
独特の世界観に引き込まれて思わず見入ってしまった。
なんだか懐かしくなり、もう一度読んでみようと思ったら、
星新一さんには弟子がいたらしいことを知った。
それがこの本の作者江坂遊さん。
この本の醍醐味は、読む人それぞれによって、
全く違う絵を描く創造力を駆り立てる、楽しく読める本。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
★留奈
月冴え海凪いだ夜。幽霊海岸と呼ばれる岬の洋館に、死んだはずの「留奈」が上がってくる。

★老機関士の話
吹雪の中には雪町がある。元SL機関士のタクシードライバーが語る昔話。

★瑠璃色のびー玉
幼いころに熱中したびー玉遊び。村にやってきた不思議なびー玉売りとの、美しくも哀しいお話。

★砂書き
天王寺さんの沿道で出会った砂書き「黄金丸」。この世のものとは思えないおっちゃんの美しい芸には、ある秘密が隠されていた。

実際に自分が不思議な出来事を体験したかのような、美しい錯覚を残してくださいました。
次の作品集も楽しみにしています。
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6 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kewpie VINE™ メンバー
形式:新書
ショート・ショートを日本語に訳すなら小咄としても間違いなかろう。JET STREAMと言うのには理由がある。これこそが、私が作風に満足できない理由であり、(今のところ)作者の限界だと思うのである。

一定の水準を保ちつつこれだけのアイディアを出し続けるのは恐らく神業に近い。星新一唯一の弟子として、創意の能力に文句をつける余地はない。しかし、問題は文体だと思う。ひとつは、小粋を気取った登場人物が、鼻持ちならない仕草で、歯の浮くようなセリフを口にすることである。城達也の物まね、あるいは柳原可奈子のOLネタを頭に描いて、その声で彼ら、彼女らにしゃべらせてみればいい。おしゃれとは何かがわかっていない、おしゃれだと思い込んでいる滑稽な人物たち。それを茶化すわけでもなく、大まじめに作品世界の主人公として提示する作者は、本気なのか、それ自体がシャレなのか。後者だとするなら、相当にグロテスクな作品も含めて、すべてが笑い話になってしまうが、それではまずいはずである。もうひとつは現代または未来に舞台を置いたときの、紋切り型の表現である。修飾句だけでも「すくっと立ち上がる」「ピョンと跳ねる」「にやりと笑う」等々。いったん気になるととても目につく。読者は筋書きだけを読むのではない。内田百けん(門構えに月)は、本当に上手い文章というのは、ああいい文章だったと読み終えて、さてどんな話だったか、思い出せない、それが理想だ、という意味のことを書いた。言い古された表現でしか語れないのは、小説家として致命傷ではないか。だから、文体が大阪弁であったり、舞台が現代語を使わない過去であったりすると、作品は俄に精彩を放つ。本書の掉尾を飾る「砂書き」「浮人形」の凄みといったら!

もちろん、退屈などしなかった。しかし私にとって、本書の価値は事実上、最後の秀作2編のみにあった。
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