全編を通じてキーワードとなっているのが、創業時から現在に至るまで続けているという“掃除”である。誰に強制するわけでもなく、トイレをはじめとした社内や社外近辺などを丁寧に掃除してきたことが、社員の心を落ち着かせ、ひいては取引先の信頼につながったという。
鍵山は、「必ずしも、自分がしなくてもいいことを少し多めにやる」ことが、人間としての器の大きさや魅力につながると語っている。自分がしなくてもいいこととは、掃除や後片づけ、世話役といった細々としたことを指す。こういったことを積極的に引き受ける行動や心構えが、自己鍛錬になり、巡り巡ってほかの人から評価されるポイントとなっていくという。とはいえ、他人の評価だけを目的にしていると、その卑しい気持ちが顔に現れる。無の心で続けることが大切なのだ。
掃除を続けることでさまざまな気づきがあったという著者の教えは、誰にでも思い当たることだけに、心に響く。本書は、ビジネスパーソンだけではなく、教育に携わる人や、子供を持つ親にもおすすめしたい。一日一話ずつ読み進めていくのも良いが、一話が非常に短く、簡潔にまとまっているので、読み通してしまうことも苦にならない。(朝倉真弓)
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5つ星のうち 5.0
「掃除」を通して人生修行? 急がば回れ、継続は力なり,
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レビュー対象商品: 鍵山秀三郎「一日一話」―人間の磨き方・掃除の哲学・人生の心得 (単行本)
「ひとつ拾えばひとつだけ綺麗になる」目の前の物をひとつ片付けて前に進もう、玄関の靴を揃える等できることから始めようと思えてきます。私はインテリアや整理整頓が好きですが、結局のところモノを減らさないと収納はできないことに気づき「捨てる志向」本の乱読を経て、「掃除」に行き着きました。この本は読むたびに新たな発見がある非常に奥が深い本です。「きれいに掃き清めた場所に落ち葉がはらりと落ちたからこそ落ち葉は美しいのだ」というのが印象的です。掃いても掃いても落ちてくるから、ざっと済ませばいいや、効率よくできる事に時間を割こう・見た目重視という気持ちでいたのですが、この本を読後は謙虚な気持ちで家の中も外も生活も全体的にすっきりするようになりました。
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
深く感銘を覚えます,
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レビュー対象商品: 鍵山秀三郎「一日一話」―人間の磨き方・掃除の哲学・人生の心得 (単行本)
私は10年来の鍵山秀三郎さんのファンです。この書籍は鍵山秀三郎氏の経営哲学・人生の心得の集大成と深く感じ入りました。過去の鍵山氏の言葉、講演録などから抜粋し、一日分を200文字以内で短くまとめています。分かりやすい言葉でありながら、実践を通して積み上げた言葉には深い含蓄があります。当社では毎日朝礼でその日の文章を読んでいます。当たり前のことが当たり前に出来るには、年期がいります。この書籍を通じて当社の社風を少しずつ良くしたく願っております。
30 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
こちらもいいですが。,
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レビュー対象商品: 鍵山秀三郎「一日一話」―人間の磨き方・掃除の哲学・人生の心得 (単行本)
まず最初にこの本を読み、次に「凡事徹底」を読みました。鍵山さんの仰っていることは大好きですし、 心が洗われる思いがします。 先日、エンジンオイルを換えることになって、 迷わずイエローハットに行ったのですが、 思っていた通りのサービスを受けることが出来ましたし、 やっぱり店内は整理整頓が行き届いていました。 ところで、もし鍵山さんの本を初めて買われる方がいたら、
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