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鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)
 
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鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑) [新書]

ポール・オースター , Paul Auster , 柴田 元幸
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 998 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 幼なじみのファンショーが、美しい妻と小説の原稿を残して失踪した。不思議な雰囲気をたたえたこの小説の出版に協力するうちに、「僕」は残された妻ソフィーを愛するようになる。だがある日、「僕」のもとにファンショーから一通の手紙が届く――「優雅なる前衛」オースター、待望のUブックス化。

内容(「BOOK」データベースより)

美しい妻と傑作小説の原稿を残して失踪した友を追う「僕」の中で何かが壊れていく…。緊張感あふれるストーリー展開と深い人間洞察が開く新しい小説世界。

登録情報

  • 新書: 232ページ
  • 出版社: 白水社 (1993/10)
  • ISBN-10: 4560070989
  • ISBN-13: 978-4560070987
  • 発売日: 1993/10
  • 商品の寸法: 17.6 x 11.2 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 111,915位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ある日突然 2004/10/10
形式:新書
親友のファンショーがいなくなったことを知らされた「僕」は、彼の残した小説を出版するが、「僕」の生活は一変してしまう。「僕」がファンショーの名で小説を書いていたという噂が流れ始めてから「僕」の中の何かがおかしくなる。「僕」は親友を愛していたのと同じくらい憎んでもいたのだ。彼は本当に現実世界にいたのだろうか、もしかしてファンショーは「僕」ではないのだろうかと現実と幻想の境界線が曖昧になってくる不思議な作品。「われわれは自分自身のために存在しているのだろうし、ときには自分が誰なのか、一瞬垣間見えることさえある。だが結局のところ何ひとつ確信できはしない。人生が進んでゆくにつれて、われわれは自分自身にとってますます不透明になっていく。」この「僕」の言葉の中にファンショー(=オースター)の心の叫びが聞こえてくるような気がした。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yuzix
形式:新書
 「自己」の中における「他者」の発見、「他者」を通した「自己」の発見はありふれたテーマであり、多くの作家がこのテーマのもと作品を生み出してきた。オースターもその大勢の中の一人に過ぎないのだが、発見に至る叙述は読者の期待、そして作者の企図をも超えて読み応えがある。人物造形のうまさとストーリテリングは作家として初期の段階においても特異なものがある。
 「鍵のかかった部屋」こそ、他者の象徴であり、自己へと通じる道であるが、凡百の啓蒙書を読むより、この一冊を読めば自己と他者に関する認識は深まる。「鍵のかかった部屋」は抽象的な他者の象徴として機能しているだけではなく、実在感、いや、異物感さえ感じさせる。すべてはオースターの叙述と柴田氏の翻訳のなせる業である。翻訳でこのような優れた本を読むことができるのは幸いである。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By joanna
形式:新書
探偵小説の体裁をとったオースターの代表作。
鍵のかかった部屋に決して入ることができない主人公。
手にすることのできる幸福と、決して手の届かない謎。
解決しない謎解きでありながらも、後味の爽やかな物語。
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投稿日: 2006/12/3 投稿者: スイート・サイエンス
傑出したラストのリアリズム。
オースターの初期作品の中で、頭ひとつ抜け出ている印象の本書。... 続きを読む
投稿日: 2006/3/12 投稿者: 33
ノック、ノック
実に小説らしい小説だと思う。
もしくは物語らしい物語。... 続きを読む
投稿日: 2005/3/31 投稿者: とり
オースターの深い味わい。
ニューヨーク三部作の第三作目。ポールオースターのこの時期の作品のテーマが繰り返し出されている。言葉に対するこだわり、「私」の存在、書く事と孤独。作者自身にとっての... 続きを読む
投稿日: 2002/3/9 投稿者: timbucktwo
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