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鍬と宇宙船
 
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鍬と宇宙船 [単行本(ソフトカバー)]

秋山豊寛
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商品の説明

内容紹介

お百姓になった宇宙飛行士が語る
持続可能な暮らしの恵みとは?

「私たちは近代によって便利さと豊かさを手にした一方で、
失うものが多かった。それが歴史だ」
と当たり前のように言われることがあります。
それでは「失うもの」をこれ以上増やして良いのでしょうか?
「失われようとしているもの」を、涙を流しながら葬送することで
実現する「豊かさ」とは一体どんな「豊かさ」なのでしょうか?
こんなことを考えながら暮らしてきた記録が、この本です。
(「まえがき」より)

内容(「BOOK」データベースより)

お百姓になった宇宙飛行士が語る持続可能なエコ・ライフとは。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 328ページ
  • 出版社: 武田ランダムハウスジャパン (2007/11/30)
  • ISBN-10: 4270002700
  • ISBN-13: 978-4270002704
  • 発売日: 2007/11/30
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 286,829位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本(ソフトカバー)
やっぱり面白い本だった。

宇宙飛行士から百姓になった秋山さんの農的生活が縦横無尽に語られている。四季の移ろいを五感を通して感じ取り、楽しげに百姓生活を送る秋山さんの筆もなめらかだ。一人黙々と田車を押す秋山さんの姿は自分の姿にもだぶる。
 
 安全性とかおいしさだけを追求する消費者や農家への苦言もあえてする。ここの部分はぼくのような週一にわか百姓も心しておきたい大事な部分だ。

 福島の友人達も多く紹介されている。牧場主、竹炭生産家、養蜂家、天然酵母パン作り農家などユニークな生き方をしている人たちばかりだが、川俣町などの地名を見るたびに、今この人たち・家族はどうしているのだろうと思う。この本は2007年、つまり3・11以前に出版されている。
 秋山さんは米作りと椎茸栽培を断腸の思いで放棄した・・・。

 弥生時代の遺跡から発掘される木製の鍬は、今の鍬と構造的にはほとんど同じだという。コメという主食を生産する上での基本的道具が、数千年にわたって形状はほとんど同じまま使われ続けてきたことの意味を探る終章は深い。鍬という道具を通して、農業には近代化しえない、近代化する必要のない部分がその根底にあるという指摘は重要である。

 なお、「来世は野の花に」はこの本の続編だ。
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