まず、本書の表紙に数年来にない驚きを受けた。紙に印刷されているだけの輪がグルグルと回転して見えるのだ。中の絵もグニャグニャと動く。画像に脳が騙されている錯視という現象だそうだが、今まで錯視では矢印の棒のどちらが長いかとか、同じ色が違う色に見えるとかしか知らなかった。まさか動いて見えるとは…。これは紙で動くはずはないと思って何度見ても、実際に動いて見える。人間の脳は何と情報を正確に捉えないことか!?157ページの渡って錯視とはどういう原理なのかが書かれている。実際に見たからって本当ではないことって…あるんですね。実に勉強になった一冊です。