今までに成し遂げた人がいない事に、一人の才能のある人間が真剣に挑戦している姿と、その才能を最大限に成長させようとする周りの人たちの気持ちが描かれている本だと感じました。この本はテニスですが、他のスポーツ、音楽にとどまらず、次の世代の若者たちの力をサポートするこんな雰囲気と環境が社会に増えればもっと魅力的になると思いました。
無責任で、ごまかしている多くの大人たちが逃げていることや、閉そく感で溺れている若者がマスメディアでながされている中、錦織選手以外にも、多くの真剣に取り組んでいる人たちが、挑戦している姿をそのまま伝えることで、本当の励ましと勇気を与えてくれる感じがしました。
ひたすらその道で頑張った人たちを、一時期は持ちあげておいて、その後貶める様なマスメディアをいままで多く見てきました、マスメディアに携わるアナウンサーやコメンテーターの日和見主義的な、自分の職を守るようなコメントを聞くたびに、虫唾が走る感覚を何度となく持った事か。是非一度読んでみては如何でしょう。
この本は作者個人の意見を正々堂々と明らかにして表現していると思います。テニスに関わりその素晴らしさと感動の虜になった人たちの取り組みが心に響く一冊です。