レギオスは、1〜14巻目くらいまで、特に初期の第一部(というのか分らないけど、最初の都市対抗戦)くらいまでが本当に面白くて、そこから今はだいぶテンションが落ちている。なぜかと考えて、まず、「レジェンド・オブ・レギオス」とか「聖戦のレギオス」とかでつまづいていると思う。このシリーズは、異世界学園青春物から始まって、徐々に、その世界の成り立ちを解明していくのは良いんだけど、正直、世界観構築や説明が下手クソだったと思う。似非SFというか、理論的にワケわからんというか・・・。無茶苦茶な設定でも力づくで納得させる説得力にかけると思う。精緻な設定なら「トリニティ・ブラッド」とか、無茶苦茶だけど引きずり込まれるなら、「境界線上のホライゾン」だとか、説得力あるSFネタと筆力なら「シュピーゲルシリーズ」とか、色々お手本はあると思う。外伝を読んでいてもよく理解できないのに、それらを読んでない人が本編を読んでも、何が、誰が敵なのかとか、理解に苦しむだろう。大風呂敷を広げ間違えた感じ。作者も、正直、設定ミスったとか思ってないかと思う。現代の世界とのつながりとか、レギオス世界の成り立ちとか、難しいこといわずに、素直に、「どこかわからない異世界での学園物」を、丁寧にやっておけば良かった気がする。最後の敵も、素直にグレンダンの女王と天剣授受者にしておけばと・・・。ともあれ、ここまできたんだから最後まで付き合いたいが、手堅く上手く終盤に向けてまとめてほしいと思うよ。