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104 人中、90人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大きな因縁の、一つの終止符。,
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レビュー対象商品: 鋼の錬金術師 23 (ガンガンコミックス) (コミック)
物語もクライマックスの23巻。キャラクターや伏線の回収に一切無駄がなく、ストーリー構成と演出の上手さは今巻でも健在です。そりゃ、もう1回原作に忠実なアニメも作りたくなるわな(笑) さて、表紙からもお察しの通り、今巻での最大の見所はマスタング大佐vsエンヴィー戦です。4巻から続く因縁にいよいよ終止符が打たれます。 実はこの巻を読むまで、イシュヴァール戦の引き鉄を引いたエンヴィーこそが、全ての恨み辛み、憎しみの根源だと思っていました。 でも、それは少し思い違いだったようです。 憎しみに身を委ねると決めるのも人なら、それを赦すのも人。誰の心にも憎しみの連鎖を生み出す「種」みたいなものがあって、エンヴィーもその種みたいなものを持っているに過ぎなくて。唯一違ったことは、それには「嫉妬」という変えられない名前が付けられていたことぐらいでしょうか。 だから、人間がその種に向かい合って自らを律したのを見た時、自らそれができなかったエンヴィーは激情を吐露し、涙し、嫉妬した。それしか出来なかった。 不死に近い肉体と人を越えた能力を持つホムンクルスという、人に近いようで絶対に人では無い存在をもってこそ描ける人間の本質的な部分を、少しばかり自覚させられた気がします。高尚ぶったことを言うつもりは毛頭ありませんが、憎しみは、赦すという可能性があって初めて意義のある感情なんだなと思います。
65 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
復讐のこころ,
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レビュー対象商品: 鋼の錬金術師 23 (ガンガンコミックス) (コミック)
相変わらず緊張感のあるストーリー展開は健在です。衰えることを知らない唯一の漫画かもしれません。 今巻の見所は何と言ってもマスタング大佐。 ヒューズを殺したのが誰なのか、エドを始めマスタング大佐もついに知ることとなります。 「これで大佐の心も救われる・・・」と安堵したのは私の単純な思いだったようです。 読み進めていくうちにじわじわと違和感が出てくる大佐の姿。 それにいち早く気づくエドとホークアイ中尉(そしてスカーも)を本気ですごいと思いました。 中尉のあの覚悟も本物でしょう・・・。 あの絆は非常に良いです。 あれで大佐の心が全て救われたことにはならないかもしれませんが、やっとひとつ乗り越えられたんじゃないかなと思います。 読み終えてから再び表紙を眺めてみると・・・・・・何だか深いです。 また、あれだけ憎かったエンヴィーですが最後の最後で彼の本心を垣間見ることができ、複雑な気持ちになりました。 そう言えばもう1人、そこそこ活躍していた人物が亡くなりましたね。 意外とあっけない最期でした。 終わりがどんどん近づいています。 この漫画に出てくる1人でも多くの人の心が救われることを願っています。 24巻は12月ですね。 待ちきれません!!
39 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
強くて弱いニンゲンたち,
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レビュー対象商品: 鋼の錬金術師 23 (ガンガンコミックス) (コミック)
あっちでバトル、こっちでバトルで読者のテンションを保ちますがメインはやっぱりヒューズの弔い合戦でしょうか。 ヒューズは大好きなキャラではありますが スカーの復讐は否定されて、マスタングの復讐は肯定されるというのは テーマ的にありえないので、作品としてはこれで正しいでしょう。 作中で名言されていませんが大佐と中尉が過去に交わした 「道を踏み外したら撃ち殺せ」の約束も伏線として上手く消化されました。 そしてエドとエンヴィーの最後の会話からみて やはり人間の強さと弱さが、この作品の焦点となっていくように思われます。 ホムンクルスも人間を見下していた者、人間に関心の無い者から脱落していき 人間を認める事のできている者はまだ生き残ってますし。
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