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テレビアニメのほうを見ていても思ったのですが、もともとすごく重いテーマを扱っているだけに、本当にグロテスクなシーンが多いんですよね。それこそ目を覆いたくなるような残酷なシーンもあります。そこをキャラのコミカルな動きがカバーしないと、少年誌で読む人は少なくなってしまうでしょうね。
表紙の裏やあとがき4こま漫画など、オマケページがふんだんに盛り込まれています。
実際の漫画の内容は、今のところ全巻通して私の一番印象に残った話になるかもしれません。ショウ・タッカーと娘のニーナの章は、人間が錬金術で命を好きなようにするということは愚行なのかいうことについて深く考えさせられました。本当に悲しくて残酷な話です。
しかしその直後、噂の無能大佐が登場(笑)メリハリをつけたノリは見ものです。
生命倫理に抵触することさえある錬金術の法。アル&エドはまざまざとその凄惨さ、残酷さを見せつけられると共に、自らの歩む道も正しいと信じる道理を掲げなければ進むことさえままならない「いばらの道」と気付きます。
しかし悲しみに暮れるなか、心の傷を癒す間もなく兄弟に危機が迫ります。傷つきながらも危機の去った後、彼らは自らの歩む道が生きて、生きて必ず成し遂げるに足るものだと思い至るのです。
アル&エドの心がちょっと成長したかな、と感じさせる巻でもあります。
それに今回、個性たっぷりの「ある二人」が登場しますから非常に面白く仕上がった巻だとも感じました。
皆さんにも読むことをお勧めしますよ。
錬金術における禁忌、『人体練成』に失敗し... 続きを読む
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