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マスタング大佐の腹心らがついに人造人間と接触、激闘の渦中から物語が始まります。敵中枢に踏み込むマスタング大佐らに立ちはだかる敵、待ち受ける運命…。その頃主人公は誘拐(!)されてなぜか東のへき地へ…。と、息をのむ展開の連続に大満足のままに読み終えました。
壮大な"目的"のために猪突猛進を続けて来た主人公兄弟が、前巻では大切な人の死に触れその歩みを止めかけた。そしてこの巻では大切な人の危機を知らされホークアイ中尉の心が折れかける…。バトル、ミステリーだけでなく、こうしたメンタル面の描写もきっちりなされていて、安心して作品に心を預ける事が出来ます。幾重に張られた伏線を丹念に消化してゆく構成力の高さも健在。風呂敷を広げたまま畳まない作家さんが最近多くなってきましたが、この作品に限って言えば破綻の予兆は露ほども見えません。「主人公の成長」という、少年漫画に欠かせぬ要素も巧みに織り込まれ、作品としてスキが無い。
リーダーシップとはリーダー個人の資質のみに拠るものではなく、フォロワー(部下)の信頼協力が加わって初めて形成されるもの。マスタング大佐とその部下らが見せる強固な"リーダーシップ"はこの巻の見所の一つです。大佐カッコイイっす。ハガレン10巻、星は5つ。
しかし、完成度の極めて高い緻密なストーリー構成とキャラクターの作り込みには、
毎度のことながらホントに驚かされます。
週刊連載だったら、やっぱりこうはいかんでしょうなあ。
月刊連載だからこその良さが詰め込まれていると思います、いや、ホント。
はあ~、11巻が待ち遠しい!!
ネタバレするような事は やめていただけませんか!?!?!
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