今さらではありますが、ハガレン好きなのでレンタルしました。
アクションは迫力満点。劇場で見たらさぞかし圧倒されたでしょう。ただ、原作とのつながりが不明っすね。賢者の石の材料を知ったあとで、でも国境の町で大立ち回りする余裕はある時・・・いつだ。原作の途中という設定なら、せめて台詞だけでも「人造人間は一旦置いといて」みたいにフォローしてほしかった。
とりあえず、作画とストーリーに不満が少々。
キャラの髪(毛先)が丸いわー。あのブッ刺さりそうな毛先が鋼錬の持ち味なのに。まあ、顔のバランスとかはアニメ2期の対プライド戦とかより良かったので、安心してみていられましたけど。
そして、ジュリアがアホすぎる。いやお前もうちょっと考えて行動しろよ、とあちこちでツッコミたくなりました。物語を二転三転させるために、アホが必要なんでしょうか?しかも、すべての経緯が明かされると、序盤に矛盾が少々。なんであの兄(1)はジュリアの写真切り抜いたん?結局、狼キメラはただの彼女の護衛だったん?それキメラじゃなくてよくね?ずっと兄(1)を殺そうとしてたけど、利用してたんちゃうの?とか。そして終盤のジュリア、エドとアルの話聞いてねえだろ。なぜか血液だけでできた「賢者の石」を前に、「これが人の命でできたものか」という類の葛藤ゼロかよ。クライマックスでも、人体錬成したらこうなるよって聞いていたにもかかわらず錬成モドキするし。エドとアルには、彼女を一度ぶん殴ってほしかった。
そして、この作品で一番の生命力の持ち主はおそらくミランダだ。あんだけ出血して生きてたのがすごい。
大佐とウィンリィは、「出すために出した」感すごいです。大佐は何にもやってないわ、ウィンリィの出番のためにエドの腕壊しただけ。
ただ、1番の不満は「錬金術」の設定の無視です。序盤の氷や電撃は、まあ「空気中の水分を固めた」とかで納得できるけど、終盤の大錬成はあれ、絶対に「質量保存の法則」に引っかかるでしょう。ジュリアだけでなく、エドもアルもそのへん無視でやってましたよね。
そして、怒りで逆立った髪、どっかで見たと思ったらジブリか。そういや、モブの描き方もジブリでしたね。
原作のファンの方にはあまりお勧めできない話です。(まあ、今さらレビュー見るファンはおるまいが)