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銚子市立総合病院休止からリコールへ マイナスからのスタート
 
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銚子市立総合病院休止からリコールへ マイナスからのスタート [単行本]

後藤 毅人
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

千葉県銚子市において、市民による市長リコールまで発展した「銚子市立総合病院休止」問題に密着取材したドキュメント! 著者の後藤さんは銚子駐在の新聞記者として取材に当たっていた。病院からも、行政からも、市民からも距離をおいてこの問題の推移を深く知る立場にあった。全体を読ませてもらって気づいたことの1つは政治の動きが医療までむしばんでしまうこと、さらに市民が無関心であったり、自分の利害にばかり目がいっていると安全・安心の根幹がゆらぐような状況になるということである。医療の危機も、たぶんに政治の無定見や短慮によるものだった。財政再建という視点だけから医師を減らそうとし、ベッド数を少なくしようとしたのが、危機を招いた。その動きと銚子が持っていた事情が重なりあって、唯一つの公立病院、安心の拠点の消失に行ってしまった。この歴史は他の地域にとっても、他人事(たにんごと)ではない。民主党に政権交代しても、医療の危機は決して遠のいたわけではない。継続中である。 (四方洋、町田市民病院事業管理者、元サンデー毎日編集長、元東邦大学教授)

著者について

1965(昭和40)年、東京都生まれ。明治大学政治経済学部政治学科卒業後、93年中日新聞社(東京新聞)入社。99年7月、同社銚子通信部勤務。約1年半を銚子で過ごす。2001年1月から東京本社運動部でサッカー担当、2002年ワールドカップを取材する。その後、中日スポーツ、東京中日スポーツ報道部を経て2006年1月からフリーライターに。

登録情報

  • 単行本: 192ページ
  • 出版社: アクセス出版; 初版版 (2009/12/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4990264916
  • ISBN-13: 978-4990264918
  • 発売日: 2009/12/16
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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掘り下げがない。200床程度の田舎の公立病院では、医師の新臨床研修制度より医師の欠員が生じ,医業収益の低迷が生じている。人件費率が高いため,急激に経常損益の赤字が拡大しているという現実がある。本書は銚子市民病院のドタバタをルポしたものであるが、地方の公立病院が抱えている共通の問題に対し、筆者が問題意識を持っているのかが感じられなかった。
銚子市民病問題については、東北大学医学部の伊藤恒敏教授が書かれた「暴かれた地域医療の実像」があるので、一緒に読まれるとよい。ただ、「暴かれた地域医療の実像」は平板な記述で読むのが退屈となるであろう。
また、平成18年に最年少市長となった,武雄市長樋渡啓祐氏著の「首長パンチ--最年少市長GABBA奮戦記」が武雄市民病院の民間移譲について、医師会と反対とその後の経緯を詳細に記述している。地方公立病院の問題の解決方針は、首長のブレない明確な意思の実践しかないということがよく分かる。本書より、数倍理解が深まるのではないかと思う。
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By MT
時間をかけて関係者を丁寧に取材した力作。中立の立場を心がけた姿勢のなかに、記者魂と地域への想いが感じられる。
一連のできごと考える上で必要な過去の経緯も説明されているため、銚子の事情を知らない人でも理解しやすい内容になっている。
同時に、噂が先行し断片的な情報が氾濫するなかで、事実のみを書きとめようとしており、将来的にも価値の高い記録となるであろう。
特定のまちについて書かれた本ではあるが、多くの地域に共通する課題も読み取ることができ、広く地域に関心のある多くの人に読んでもらいたい一冊である。
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