最終章突入。本作2本目に収録されているサブタイトルは放映当時、多くの話題をさらった。多くの原作付アニメが「原作に追いつく」ことで番組終了を余儀なくされ、「『銀魂』お前もか」とギンタマニアを震撼させたのはいうまでもない。「銀魂」はストーリーものでも、バトルものでもないが、4年目が微妙であることは事実。「吉原炎上編」で終わりという噂もあるが、とにかく公式に発表されるまで「アニメ銀魂」を楽しもう。
本作の前半はお通もの、後半は新八の文通編である。ピー音だらけの新曲にはじまり、105話のバンクを多用して「動乱編」をギャグにしてしまうあたり、シリアスとギャグ編は紙一重であることを改めて痛感させられる。文通編の冒頭だが、寺門通親衛隊による「お前の母ちゃん××だ!」の振付もしっかり収録されており、放映当時、忘年会やコンパの余興にチェックした人もいたのではないか。
その文通編は、大仰な長編が続いた第3シリーズにあって、ほっとできる話である。万事屋トリオでのやりとりが多かったせいか、銀さんと新八だけの会話が新鮮に感じる。人生の先輩として、師匠として、自分の言葉で新八にアドバイスする銀さんに共感する人も多いだろう。なぜか真選組メンバーも登場し、新八に恋愛指南をするあたり、滑稽さも出しているが、新八があらゆる人間たちに「守られて」いることの証明にも見えた。
最後に。「最終章」の万事屋のやりとりは50話のバンク、後半は「ジャンプフェスタ」で披露されたエピソードの一部である。DVDを持っている人は違いを比べるのも楽しい。