まず掲載イラスト内容・作画者の詳細を。カスタマーイメージもご参考いただけると幸いです。
(表紙…作画:竹内進二)…万事屋3人を中央。外周に土方・沖田・近藤・桂・エリザベス・高杉・神威(朝顔・紅葉・桜)
(1・2月…作画:石川智美)前方に銀時・後方に坂本と桂(水仙)
(3・4月…作画:青木あさ子)前面左側に沖田・後ろに土方・山崎・近藤(桜)
(5・6月…作画:乙幡忠志)高杉・後方に神威(紫陽花)
(7・8月…作画:宮脇千鶴)桂・後方にエリザベス(向日葵)
(9・10月…作画:諏訪可奈恵)中央に次郎長・平子、後方に浮かび上がるように配置されるお登勢・銀時(紅花)
(11・12月…作画:佐藤陽子)銀時・新八・神楽・お妙・たま・長谷川・定春・お登勢・キャサリン(クリスマスローズ)
最早定番となった銀魂アニメカレンダー、本年は「花」をテーマにしたデザインとなっています。上述した様に銀魂アニメの作画監督
群が各イラストを担当。ここ数年質の高い出来に満足だったシリーズですが、正直今回の出来はいまいちだと感じます。
まず良い点を挙げると、昨年より登場キャラクター数を絞り込んだ分ごちゃごちゃしていない処。各キャラクターが大きく描かれる処
は、登場キャラのファンは嬉しいのではないでしょうか。部分毎の作画も丁寧に仕上がっていると思います。
次に良くない点を。まず構図。例えば1・2月のイラスト、中央の3人と周囲を囲む水仙のタッチが異なりすぎて人物が浮いている印象
。形容は悪いですが合成イラストの様な不自然さが否めません。9・10月のイラストも四天王編ラストシーンに半ば無理矢理銀時・
お登勢をはめ込んだ様な構図はどうにも…もう少し各イラストに花と人物を自然に溶け込ませて欲しかった。
また各イラストから伝わる楽しさが気薄。以前のカレンダーには各イラストから物語が紡げそうなワクワク感があった筈。今回のイラ
ストは背景と人物が乖離していたり、立ちポーズがやや不自然な部分があったりして今ひとつ感情移入しにくいです。
大好きな作品のカレンダーだけに、文句は極力言いたくないのですが、数年前(08.09年)辺りのカレンダーイラスト群が素晴らしい出
来だったゆえに失望感が拭えません。元々大人の支持も多い作品、ある程度部屋に溶け込むインテリアとしての機能性も欲しい。
女性ファンも多い銀魂、空知先生によるコミック版カレンダーがどうしてもコミカルな方向に走る為、この際割り切って思い切りスタイ
リッシュな方向を目指すのもアリかもしれません。例えば現在放映中のED映像の各キャラスーツVerによるシックなポスター仕様の
もの等どうでしょう?個人的には是非欲しいと思いますが。(以前他作品カレンダーにはそういう方向性のものがありました。)
何年もカレンダーを制作し続けるとネタもつきてくるのでしょうが、来年は是非以前の丁寧なクオリティを取り戻して欲しいです。心苦し
いですが、毎回本シリーズを楽しみにしている一ファンとして敢えて苦言を。