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銀行員諸君! (新潮新書)
 
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銀行員諸君! (新潮新書) [新書]

江上 剛 , 須田 慎一郎
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

二〇〇三年三月、みずほ銀行築地支店長を最後に、作家・江上剛は二十六年間の銀行員生活にピリオドを打った。なぜ、彼は愛する銀行を志半ばで辞めなければならなかったのか―。信頼するジャーナリスト須田慎一郎とともに、入行からの銀行員生活を振り返りながら、銀行の過去を検証し、今後のあるべき姿を探る。銀行の現実を知り尽くした二人による異色の銀行論。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

江上 剛
1954(昭和29)年兵庫県生まれ。第一勧業銀行に77年入行、03年退職。在職中に小説を発表

須田 慎一郎
1961(昭和36)年東京生まれ。金融専門のジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 191ページ
  • 出版社: 新潮社 (2003/11)
  • ISBN-10: 4106100401
  • ISBN-13: 978-4106100406
  • 発売日: 2003/11
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 銀行版・島耕作物語, 2004/2/24
レビュー対象商品: 銀行員諸君! (新潮新書) (新書)
第一勧銀の「呪縛」事件のときに活躍した江上氏の銀行員人生を、金融ジャーナリストの須田氏との対談で語る本。

江上氏自身は、本店の業務開発関係や広報・人事の経歴が長い、都銀的エリートコースを歩んだ人であり、須田氏のえぐるような鋭い質問と相俟って、非常に面白い銀行員人生譚になっているとともに、護送船団的行政の時代から自由化が進む金融界の内幕をも知ることができる本になっている。

本書は、読者によっては過度に浪花節的であると感じるのではと思わせるほど人の心についての既述が多く、江上氏のきめこまかな親分肌な人柄を髣髴とさせる。すなわち、同様に銀行のエリートであった箭内昇氏の著作と異なり、本書の内容は銀行界の歴史的な流れや構造的な問題点を分析し解説するものにはなっておらず、むしろ江上氏が体験した個別のエピソードとその背景、そしてその中で銀行幹部や全銀協、大蔵省、あるいは現場の行員がどのような想いをもってどのような力関係の下でどのように動いたかというミクロの解説にスタンスが置かれている。

これは、多分に江上・須田という著者の資質にもよるものであると思うが、その分、本書は、変化する環境の中で社運をかけた難しい仕事を次々与えられながら、人情あふれる人間関係で上司に可愛がられ、部下に慕われつつこれを打破していく、ある意味でのサラリーマンの熱い生き様の模範型が描かれている。銀行員のみならず、日本的な組織で働く人にとっては参考になり、またある意味で憧れ的なスーパーサラリーマンとして目標になる生き方、と言うこともできようか。

・・・つまり、マンガの島耕作シリーズ(ただし女性関係は抜き)とよく似た読み方が適当な本といえよう。銀行の構造論について読みたい方は、箭内昇氏の著作をお勧めします。

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 金融の未来のために, 2010/7/24
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レビュー対象商品: 銀行員諸君! (新潮新書) (新書)
手軽に読める対談だが、若い頃の失敗談、自らがモデルとなった『金融腐蝕列島 呪縛』(なぜかレンタルDVDにない)の役所広司との違い、自分の隠蔽工作によって総務部に全部しわ寄せがいっていることに気づいて愕然とした話、闇社会との関係を部下と共同で命がけで切る話、(高田馬場)支店長時代の外回りを部下と同行し部下の士気を上げた話。すべて面白くてためになる。
NPO銀行、女性銀行などが活躍することを期待していると語る部分など、金融の未来の方向性も指し示している。

昨今では国の未来を考えるとき税金の話がメインになるが、何よりも地域金融をいかに活性化させるかが鍵となるだろう。そういったことに思いを馳せることができる興味深い読み物。
汗と涙でできた部分が多いので、今後金融界へ進もうとする若い人にぜひ勧めたい。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 江上剛、銀行員生活を振り返る, 2003/12/14
レビュー対象商品: 銀行員諸君! (新潮新書) (新書)
高杉良の「金融腐食列島」に登場する「四人組」の一人としても有名な、
みずほ銀行元支店長の江上剛氏が、須田慎一郎氏を対談役に、
現在の銀行員への提言をまとめた一冊。
支店での各業務から、広報、人事、総務、支店長を歴任した
銀行員生活を振り返り、メガバンクが道を誤るに至った経緯を
抉り出してくれる。

銀行の人事制度のあり方など、なかなか表に出ることのないところまで

経験をもとに考察されており、銀行へのメッセージもありがちな非難ではなく、
健全な批判と提言がなされている。
銀行員には様々な意味で価値ある一冊と言える。
反面、他業種の方、特に金融業界外の方には退屈に思えるかもしれない。

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