窮地に陥った時の債権者との交渉術を丁寧に説明した極めて真面目な本です。
中小企業を対象としていますので、主な交渉相手は銀行ということになります。
いろいろな借金方法のなかでもリスケというハイテクニックの具体的な説明が圧巻です。
簡単に言ってしまうと自分の会社の経営状態をよく捉え、銀行の担当者に
うまくプレゼンテーションしなさいということですが、これがなかなか難しい。
銀行の担当者は、リスケの提案を受けた時それを真面目に検討する義務が出てくる。
という考え方が銀行の痛いところをついています。
(リスケの提案を真面目に検討せず、その会社が倒産したら銀行内部で担当者が
責任を問われる!もちろん金貸しとしてソンしたらイカンという意味ですが。)
その他、窮地に陥った時の返済順位や心構え等もユニークです。
表題が誤解を招きかねないものであることが、唯一残念です。