登録情報
|
| 1. 序 |
| 2. 銀界 |
| 3. 竜安寺の石庭 |
| 4. 驟雨 |
| 5. 沢之瀬 |
| 6. 終 |
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ジャズ史上に残るユニークな「ワン・ホーン」アルバム。真の「自由」ジャズ,
By 柴風 (青森県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 銀界 (CD)
ジャズの世界に、星の数ほど「ワン・ホーン・カルテット」によるアルバムはあれど、本作はそのユニークさ、独特の芸術的な高さから見て、まさに、ワン・アンド・オンリーの傑作といえよう。なにしろ、ホーンはホーンでも、「尺八」なのである。 しかも、偽者ではなく、後に人間国宝となった斯界の第一人者、山本邦山が吹いているのである。 これを迎え撃つジャズ・フィールド側も、菊地雅章+ゲイリー・ピーコック+若き日のポン太【というのは私の思い込みによる勘違いで、村上「寛」が叩いています。コメント欄のgrant blueさんからのご指摘です】というフレッシュなピアノ・トリオ。 すべて菊地雅章のオリジナル作品を、これまたオリジナルなアプローチで処理している。「日本風」といっても、ハリウッドのチャイナ風ニッポンとはちがい、正真正銘の「日本」である。ヨーロッパに媚びない、内省・内観による「日本」の表出。 あまり国士ぶるつもりは無いが、まさに、海外に誇れるメイド・イン・ジャパンの傑作だとおもう。 ただ、本作が、現代日本の若いリスナーたちにどれくらい受け入れられるかは、未知数だ。 なお、本作に収められている「驟雨」は、同名曲がギル・エヴァンス・オーケストラとの共演盤でも取り上げられているが、何回聴いても同じに聴こえない。今回のSHM−CD復刻で、73年の「エンド・フォー・ザ・ビギニング」が初CD化され、それにも同名曲が収録されているが、ギルのと同じ曲だった。英語タイトルも、向こう二つがdrizzling rainなのに対し、こちらは a heavy shower。私は、この二つは同名異曲であると、もはや勝手に解釈している。ちなみに、本盤での演奏から受ける感銘と、 a heavy showerという安普請ヤンキー的な表現とは、乖離しているとおもう。英題は本盤では不要だ。 また、タイトル曲となった「銀界」は、やはりその「エンド・フォー・ザ・ビギニング」で再演され、また、今回の再発ラインナップにも乗っているエルヴィン・ジョーンズとの「ホロー・アウト」でも取り上げられている。 興味と予算のある方は、どっちも購入して、聞き比べるのも一興か。私の場合、「銀界」はやはり本盤のオリジナル演奏に軍配を上げたい。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
そうだったのか。,
By
レビュー対象商品: 銀界 (CD)
最近読んだ「ECMの真実」にこの作品のことが載っていた。発売当時この作品を聴いたマンフレート・アイヒャーが菊地雅章のECM録音を望んだというのだ。しかも、ポール・ブレイとのデュオでという企画であったらしい。菊地の契約などの諸事情によりそれは叶うことはなかった。(だが、今後菊地の作品がECMから発売される予定で、近年の自宅録音のソロピアノ作品ということ。)そういわれれば、ECM的な世界観の作品ですね、この「銀界」は。ECMがメジャーになる前ですから、ECM的な音を目指したということはないでしょう。マンフレート・アイヒャーと菊地雅章の美的感覚の一致といいましょうか。この時代の菊地の路線は、コンボではエレクトリック・マイルスやマッコイ・タイナーのグループの影響を受けた作品があり、一方ソロやトリオなどでは現在の活動に通ずる、それこそECM的な幽玄なピアノを聴かせていた。ゲイリー・ピーコックや富樫雅彦との作品はECMに通ずる作品であった。あれらの作品にあったひんやりとした空間を感じさせる独特の世界は、日本人では菊地雅章しか持っていないだろう。尺八ジャズなんていうとそれだけで退いてしまう人もいるかもしれないが、初期ECMの作品が好きな人なら気に入る作品だと思います。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
この商品のクチコミ一覧
関連トピック一覧のアクティブなトピック
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|