出版社/著者からの内容紹介
八月二十一日、行先を伏せたイベント列車"銀河鉄道X号"が上野駅を出発した。トラベルミステリーマニアの学生高沢吾一も恋人に見送られて元気に乗り込んだのだが、その日の夜、変わり果てた姿で、北上川に浮かんだ。もう一人の乗客と一緒に......。乗客の夢を乗せた列車で、一体何が起こったのか? 東京と盛岡を舞台に繰り広げられる男と女の<聖>と<俗>を描くミステリーの傑作。(解説・和多田 進)
--このテキストは、
文庫
版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
行先不明列車として人気を集めた「銀河鉄道X号」に乗り込んだ大学生高沢は、恋人に見送られ上野駅を発った。それが死出の旅となった。その夜彼は轢殺体と化してもう一人の乗客とともに北上川に浮かんだ。銀河鉄道が死神を乗せてきたかのように同夜、北の街で四件の殺人事件が相つぎ、次第に連関の様相を呈し始めた。殺意は、はたして夢の列車で運ばれてきたのか―。