ラインハルト・フォン・ミュゼールとキルヒアイスが中心。この巻の最初ではラインハルトはいまだ中将。
第3次ティアマト会戦・第4次ティアマト会戦を中心にアンネローゼを取り巻く怨嗟と門閥貴族との軋轢を描いています。
この巻で重要なのがやはりラインハルトとロイエンタール、ミッターマイヤーとの出会いでしょう。後の双璧となる2人の忠誠を得たことがラインハルトの飛躍の要因の一つであるといっても過言ではないでしょう。無論、ラインハルト自身が類稀な才覚と信念を持ち合わせていたからこそ至った高みではありますが。
ラインハルト陣営の主要人物ではメックリンガー、シュタインメッツが登場し、名前は出ないもののオーベルシュタイン様も現れます。結構損な役回りでw
一方の同盟はビュコック、ウランフ、ボロディンといった名将が登場。
ただし相変わらずパエッタさんは頑固な上司でヤンの言うことなんかお構いなし。
ヤンは無力な状態でラインハルトの用兵を目の当たりにします。
「外伝」という位置づけですが、アスターテ会戦へと繋がる重要なストーリーが満載です。
銀英伝ファンなら読んでおくべきでしょう。