題名だけは聞いたことがあり、本屋で何気なく手にした本ですが、次の日にはこの第二巻〈野望編〉を買いに走っていました。
勝利を勝ち獲る力のある天才ラインハルトと、敗北を退ける力のある策士ヤン。「勝つ」ことと「負けない」ことは果たして同義と言えるのか。この二人がぶつかりあった時、一体何が起こるのか――。
…という感じの終わりかたをした第一巻ですが、この第二巻では、彼らが直接ぶつかり合うようなことはなく、彼らは各々の陣営で起きた内乱を鎮定するために奔走します。
やがて、それぞれの形でついた決着。そのために失ったものと得たものが、彼らの今後にどう影響してゆくのか…。第三勢力であるフェザーンや地球の動きも気になるところ。
おそらくは二ヶ月おきに刊行されることになりそうですが、既出の作品なのだから、せめて一ヶ月に一冊のペースで出してもらいたいところです。その点だけをマイナスとみなして、あえて星四つということにしておきます。
(余談ですが、余計なイラストがないところは大きなプラス要素です)