ダグラス・アダムスは1978年にラジオの脚本を執筆した、とあるが、
多分前年に公開された映画スターウォーズを観ていただろう。
スターウォーズのアメリカ的思考(勧善懲悪、師弟愛、友情、
挫折しながらも果敢に運命に立ち向かう主人公,etc.)に対する
アダムス流の英国的返答と、見るのは考えすぎか?
独特の脱力感が面白い。なにせ登場人物全員がヘン、というかある意味、不真面目。
頭がいいんだか悪いんだか、危機的状況にあっても、決して焦らない。
(そう、Don't panic. がガイドの表紙ですからね)
特筆すべきは、訳文のうまさ。
原文でしか分からない面白さもあると思うが、読んでいて途中で何回も吹き出してしまった。
よくここまで無理のない日本語に移し変えたものだと思う。