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銀のスケート―ハンス・ブリンカーの物語 (岩波少年文庫)
 
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銀のスケート―ハンス・ブリンカーの物語 (岩波少年文庫) [単行本]

メアリー・メイプス ドッジ , ヒルダ・ファン・ストックム , 石井 桃子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 924 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

スケート大会の1等賞の銀のスケート靴と、記憶をなくしたお父さんが埋めたはずの千ギルダー。これらの行方をめぐって、ハンスとグレーテルの兄妹がオランダを舞台にくり広げる感動的な物語。小学上級以上。

登録情報

  • 単行本: 406ページ
  • 出版社: 岩波書店; 〔改版〕版 (1988/11)
  • ISBN-10: 4001120054
  • ISBN-13: 978-4001120059
  • 発売日: 1988/11
  • 商品の寸法: 17 x 11.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
子供の頃読んで、題名や作者すら忘れているのに、その小説の骨組みやでてくる主人公の生き方、読んでいるときに想像した風景というのは、大人になってからも時折フラッシュバックするものです。私にとってこの本は、まさにそういう本でした。主人公ハンスの家族の、慎ましくも真摯に生きている姿、オランダの厳しい自然とその中にいる人々の姿。父が狂気の病におかされても、けなげに毎日を生きているハンス達の態度など。
朝日新聞日曜版で、林あまりさんが紹介していたお話を、私は子供の頃「岩波少年文庫」で読んだ記憶がありました。記事に触発され近所の図書館でしらべたところ、「ハンス・ブリンカー」という題であったことがわかりました。当時は「銀のスケートぐつ」という邦題
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ロビン トップ1000レビュアー
形式:単行本
 主に19世紀に活躍したアメリカ人女流作家ドッジによる、彼女の遠い祖先の故郷オランダを舞台にした児童文学作品です。
 
 タイトルからは内容や物語の時代があまり推し量れなかったので購入を迷っていたのですが、翻訳が日本児童文学界の大御所石井桃子さんであるということと、宮崎駿監督が推薦している本であるという2点で買おうと決めました。
 
 そういう軽い気持ちで読み始めたのですが、1章目からスッと物語に引き込まれる非常にいい作品でしたので、今回この本に出会えたことは僥倖であったと感謝しています。
 ダラダラと無為に日々を過ごす甘ったれだった自分の子ども時代にこの本を読んで、貧しい中でも、家族の不幸があっても、心無い友達に馬鹿にされてもいじけたりしないで、親孝行をし、誇りと思いやりを手放さず生きようとするハンスとグレーテルの美しい姿に、心の貧しい小さい己を粉々に打ち砕かれる位恥じ入っておれば良かったと思いました。

 本書は、オランダの貧しい農民の兄妹ハンスとグレーテル、働き者で辛抱強いお母さん、そして事故で脳に障害を負ってしまったお父さんら一家の暮らしを軸に、ハンスらの周辺の子どもたちの群像やオランダの風物を描いた物語です。中でもグレーテルの親友アニーは正義感が強く、忠実な友情の持ち主で、彼女の美しい振る舞いにはハンスならずとも胸打たれます。自分もこうありたいものです。
 ハンスたちの人物描写が見事なのでそれだけでも十分読み応えがあるのですが、それとは別に物語の展開の鍵として、今や脳を傷め子どもの様になっているハンスの父親しか在処を知らない、一家の貯金の存在があります。父親が元気だった頃に両親がコツコツと貯めたこの大金が見つかれば、家族の暮らしはずっと良くなるのですが・・・。

 続きが気になる方はぜひ、直接本書を読んで確かめてください!

 ただ本書は、石井さんが解説でも書いておられる通り、本筋とは少し離れた感のあるオランダ文化についての描写が結構多く(これでも大分冗長な部分を省かれたようですが)時々「いや、それよりハンスは大丈夫なのか?!」とじれったくなることがあります(笑)。

 しかし読めば間違いなく心に残る、ごまかしのない、貧しく、美しく、大変に勇敢な家族の物語であると思います。
 お勧めの一冊です。

 
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