ヘッドハンティングのプロ白川が、ひょんなことから知り合いになった二人の学生、北沢、田中の就職活動を手伝う。
白川は、小さい頃から将来の目標を決め努力している人を金のアンカー、学生になってから目標を決めて努力を始める人を銀のアンカー、と呼ぶ。芸術やスポーツの世界では、金のアンカーが多いですね。
北沢は、白川の「受けたいと思ったところをまず受ける」というアドバイスを受け、女子アナの採用試験へ。
田中は、自分は勉強もできずアピール能力もないダメ人間と嘆き、一歩を踏み出せない。そんな田中に対し、白川は、言語的アピールの才能に乏しい人の中に、非言語的アピールの才能に恵まれた人がいることを説明する。立ち振る舞いも含め、見た目が重要ってことですね。
白川は言う。「迷ったら金で選べ」と。
最初から金というのではなく、迷ったら金。ボランティアじゃないんだから、当たり前。しかし、日本人はお金を欲しがることを憚る。こういう人は使用者に利用される。だから、安く使われて捨てられる。仕事に対して対価をもらうのは当たり前。良い仕事をすればするほど対価は高くなってしかるべきだ。金が欲しくないなら、無理に求める必要はない。しかし、そういう人は金以外の何かでしっかり対価を支払ってもらうべきだ。キャリアアップを夢見て安い給料で我慢して働いても、実際はキャリアアップなんてものはない。使用者にいいように使われ捨てられる人生なんて馬鹿らしい。
この巻で最も重要だと思ったことは、「就活はまず動くこと、アクションを起こすこと」というやつ。
いい仕事なんて自分で捜さなきゃ見つからない。待っていてもやってこない。動くこと、それは経験を積むこと。そして、それがチャンスを呼び寄せる。