いや〜泣かされました! わたしにとってド真ん中ですよ、コレは!
「罪と罰」「レ・ミゼラブル」「飢餓海峡」…愛と贖罪、改心をテーマにした、大きくて深い人間ドラマと居並ぶ名作ですね! 罪を犯したものゆえ、神(この場合は仏ですね)に渇くのか。神に愛されたものゆえ、生まれついての宿業を背負うのか。運命の神秘と、愛に突き動かされる男女の宿命図が柱になっていて、単なる善行話に終わっていなかったところに、ぐいぐい引き込まれてしまいました。とみ先生はまだこれを描かれた頃20代後半だったんですよね〜。ホントすごいと思います。
解説にも触れられていた菊池寛の「恩讐の彼方に」の舞台(大分)をたずね、物語にハマり、ゆかりの寺にもお参りしたことがあったんですよ。だから、山形にもこんな話が伝承されていたのが、ひとつの驚きでもありました。