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鉄道時計ものがたり―いつの時代も鉄道員の“相棒” (交通新聞社新書)
 
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鉄道時計ものがたり―いつの時代も鉄道員の“相棒” (交通新聞社新書) [新書]

池口 英司 , 石丸 かずみ
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

現在の日本人の時間感覚は、明治6年、明治新政府が太陰暦から太陽暦への改暦を実施したことにより新たに作られてきた。それは、日本における時計の歴史、さらには明治5年以来の日本の鉄道発展の歴史にぴったり寄り添うように重なっている、本書は、世界一正確だといわれる日本の鉄道の定時運行確保の歩みを、明治初年以来の「鉄道時計」発達の歴史を中心にたどる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

池口 英司
1956年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。出版社勤務を経て、フリーランスの鉄道ジャーナリスト兼カメラマン。鉄道模型や旅行についても執筆

石丸 かずみ
1965年千葉県生まれ。編集プロダクション勤務を経て、フリーランスの執筆業。ビジネス・経済を中心に幅広く執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 199ページ
  • 出版社: 交通新聞社 (2010/06)
  • ISBN-10: 4330144107
  • ISBN-13: 978-4330144108
  • 発売日: 2010/06
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By hagrid VINE™ メンバー
昔から電車に乗ると、なぜか運転手さんも駅員さんも時代遅れの大きな懐中時計を持っていた。なぜだろう?と思っていた。
19世紀の終わりにアメリカで起きた事故が原因で「鉄道時計」という規定ができたというのを知ったのはずいぶんあとになってからのことだった。
実はそれはプロフェッショナルだからこその要求仕様を満たすための道具だったからだった。
そしてある日街の時計屋で何気なく手にとった時計、それこそがセイコーの鉄道時計であり、今現在も究極の限界の世界に挑み続けていた、鉄道員が持つそれと全く同じものであると知って驚いたものだ。
それから鉄道時計についていろいろ調べ、その恐るべき要求スペックに驚き、今に至る。
かつて例えばアメリカ軍ではミリタリースペックを決め、それに合格した時計だけを正式採用としていた。
今ではそんなモノはどうやらないようだ。
こんな時代なのに、鉄道時計はその寸法、制度などについて厳密に定められている。

私がこの本を買ったのは、そんな鉄道時計のことをもっと知りたかったからだ。

現状では、鉄道時計がいかに必要なものであるか、それが実感される。
しかし同時に、あとほんの少し未来になれば、鉄道時計も、それどころか鉄道を運用する人間すら必要なくなる、そんな世界が理想像として描かれていることに愕然とした。

セイコーの現行鉄道時計は、もしかすると鉄道時計として世界で最も先鋭化し、それゆえに消えていかざるをえない運命の最先端にあるのではないか。
そんな悲しみを感じた。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 鉄道時計というのは、運転士さんや車掌さんの持っている懐中時計のこと。その歴史というと、マニアックな気がしますが、本書はバランスがとれていると思います。明治の黎明期から現代まで、鉄道の歴史を振り返りながら、時計の発展を丁寧に辿っており、鉄道史の本としても読み応えがあります。
 時計開発にまつわる興味深いエピソードがたくさんあり、勉強になりました。現代ではもはや鉄道時計は、その歴史的な役割を終えてしまっているのかもしれませんが、なんというか、文化的な存在として残っている、そして受け継がれてゆくのだなあ、というのが感想です。最後は鉄道マンを目指す高校生のインタビューが載っていて、そのまじめさ、屈託のなさを微笑ましくも感じました。また、国鉄OBの貴重な証言もあり、そのプロ意識、鉄道時計への憧れと誇りには、ちょっと背筋が伸びるような気がしました。
 この本を読んだら、電車が遅れたからといって、イライラすることはなくなるのではないでしょうか。
 
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「時間」に対する認識は人それぞれですが、鉄道員の「時間」に対する意識の高さには感銘を受けます。
子供に時間の大切さを教えるのにも適しているのでは。
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