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鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫) [文庫]

浅田 次郎
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (75件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

受賞歴

第117回(平成9年度上半期) 直木賞受賞

内容紹介

娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた―。心を揺さぶる“やさしい奇蹟"の物語…表題作はじめ、「ラブ・レター」「角筈にて」など8編収録。第117回直木賞受賞作。(解説・北上次郎)

登録情報

  • 文庫: 304ページ
  • 出版社: 集英社 (2000/3/17)
  • 言語 日本語, 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4087471713
  • ISBN-13: 978-4087471717
  • 発売日: 2000/3/17
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (75件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「ラブ・レター」がお気に入りですね。

主人公の吾郎の視点にすっかり入り込んでしまい、電車の中でボロボロと来てしまいました。

金の為に売った戸籍を使い、結婚した事になっている商売女の白蘭の死。

遺体を引き取りに行くが、手紙でしか彼女を知らない吾郎。

最初は嫌がります。

しかし白蘭の手紙内容…「結婚してくれてありがとうございました」という言葉。

嬉しさ、寂しさ、辛さ、いったものを拙い日本語で綴っている事が文面から伝わります。

上手い…吾郎の彼女への思いは愛では無かったのかもしれませんが、

最後のシーンがとても好きです。

全体を通して「幽霊」というキーワードが良く出ます。

個人的に読了感が芳しくない作品もあったので、

満点とまではいきません。

が、本棚に入れる充分の価値がある本だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 上手としか言いようが無い 2005/1/30
By くにたち蟄居日記 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 まあ 他のレビュアーの方と ほぼ同様に涙無しに読むのが難しいということを まず言い切ってしまおう。

 それにしても 比較的辛口批評も多いこのコーナーで 涙涙の大雨であり 冷静に考えて 何で かように皆さんの紅涙を絞っているのか。

 やはり 設定 道具立てが抜群に日本人には効いてしまうのだと思う。

 雪国、鉄道、駅、廃線最後の日(定年最後の日にも読める)、仕事一途、無口、娘、茶碗、赤い半纏、

 並べているだけで 目頭が熱くなってくるぐらいである。日本人の泣き所をことごとく「攻めている」としか言いようが無い。例えば逆を書いてみると

 南国、飛行機、空港、開業日、遊び好き、話し上手、親父、フォーク、白い水着

となり これはどう見ても泣ける話でもなく コメディーの匂いがぷんぷんしているではないか。

 そう考えると 誠に浅田次郎は「悪党」であると 目を拭いながら苦笑いしてしまう。

 小生も中年男ではあるが たまには 本を読んで泣くことも「誇りに」思わせてしまうような本です。誰かも仰っていますが 電車の中では読まないように。読んじゃって 泣いちゃって 周りの人にじろじろ見られちゃったら 表題をその人に見せてやればよいと思う。向こうも 案外 思い出し泣きをするかもしれませんから。

このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 珠玉の小品集 2007/10/18
形式:文庫
 浅田次郎、直木賞受賞作。

 映画の方を先に観て、その世界観に親しみを感じ、サントラをよく聴いていたのだけれど、初めて小説版を読んでみました。

 この本は短編集になっていて、
 ・鉄道員
 ・ラブ・レター
 ・悪魔
 ・角筈にて
 ・伽羅
 ・うらぼんえ
 ・ろくでなしのサンタ
 ・オリヲン座からの招待状
 の八編が収録されています。

 鉄道員(ぽっぽや)は北海道・美寄駅から、かつての炭鉱町・幌舞へと続く幌舞線を舞台にした物語。幌舞駅にはたった一人、風の日も雪の日も、奥さんが亡くなった時も、娘さんが亡くなった時も、旗を振り続けた孤独な駅長が定年を迎えようとしていた。そこで起きる一夜の不思議な出来事。
 ラブ・レターは、名前にそぐわずポン引きの男の、名義貸しで結婚した外国人女性が亡くなって、それから顛末と手紙について描いた物語。
 悪魔は・・・

 とこういう調子で、それぞれ舞台も視点も異なる物語が八編続く。北上次郎の解説によれば、読み手によって好きな物語が変わる、リトマス試験紙のような本、らしい。

 個人的にも鉄道員、ラブ・レター、角筈にて、うらぼんえ、ろくでなしのサンタ、オリヲン座からの招待状・・・どれも選べない。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0 ラブ・レターは、泣けました。
幽霊が出てくる作品が多かった。

「うらぼんえ」では、完全に主人公以外の人とも会話していた。... 続きを読む
投稿日: 18日前 投稿者: アイスガイ
5つ星のうち 5.0 感動作品です
「椿山課長の七日間」に感動して、こちらも購入しました。
浅田次郎さんの作品に失敗はないと確信しました。
そして、映画も観ました。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 産業保健師
5つ星のうち 2.0 オチがどれもワンパターンなのはまだいいとしても
私個人の好みかも知れませんが、いい話を書くなら、普通に、現実の... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: takehiko36
5つ星のうち 4.0 「鉄道員(ぽっぽや)」「角筈にて」は5つ星
 「鉄道員(ぽっぽや)」「角筈にて」「ラブ・レター」を抽出すると5つ星の出来。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: Nobusuke
5つ星のうち 5.0 これこそ文学だと思う。
不明確なものを不明確なまま適当に手渡して芸術とする作家が多い中、明確でありながら読み手の状態によって違って見える輝きを持つこの作品は正に芸術だと思う。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: 青
5つ星のうち 5.0 泣かせる短編がいくつか含まれています
いずれそのうちに読もうと思っていながら、「平成の泣かせ屋」として知られる作家の代表的な作品集を普段電車の中で読む自信がなかったので(実際、止めておいて本当によかっ... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: Edgeworth-Kuiper Belt
5つ星のうち 3.0 リトマス試験紙のような作品集だ(解説より)
... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: Saburo Ochiaigawa
5つ星のうち 5.0 相性あり。
個人的なお気に入りは「角筈にて」です。中年向けだそうですが、若者でも楽しめるたぐいなのか、わたしの趣味がおっさんなのか・・・いやいや、まさか(笑)... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: かすたまー
5つ星のうち 4.0 高校入試にでたので。
娘の高校入試に、浅田次郎さんの作品が出たと言うので
買いました。
残念ながら、どの作品がでたのかまでわからなかったので... 続きを読む
投稿日: 2011/5/20 投稿者: たんぽぽ
5つ星のうち 4.0 味わい深い生き方
妻が亡くなった日も、娘が亡くなった日も駅のホームに立ち続けた鉄道員の最期。この小説を一言で表すなら「味わい深い」だと思う。主人公は北海道の田舎で利用者もいなくなっ... 続きを読む
投稿日: 2011/2/21 投稿者: フォレスト
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