本書は3章構成になっており、第1章「鉄道員の事件簿」では、人身事故処理の風景やチカン逮捕の現場、変なお客などを扱っており、総体的にコミカルタッチであることから面白く読めた。第2章「誰も書かなかった鉄道の秘密」では、乗務員のトイレ事情や電車に飛び込んだら幾らかかる?などを取り上げており、鉄道の秘密が満載しており読み応えがあった。第3章「世にも奇妙な鉄道の世界」では、鉄道員の生態や鉄道事故のカラクリなどを著者の目線で語っており、なるほど、といった内容になっている。総体的には、ディープな鉄道マニアの方には物足りないかも知れないが、私のようなライトユーザーには非常に読み応えがあり、知られざる鉄道の世界を満喫できた。ぜひおすすめの一冊である。